住宅ローン金利比較【2026年4月最新】変動・固定・フラット35を徹底比較
住宅ローンを選ぶ際、最も重要な判断ポイントが「金利タイプの選択」です。変動金利・固定金利・フラット35にはそれぞれメリット・デメリットがあり、あなたのライフプランやリスク許容度によって最適な選択は異なります。本記事では2026年4月最新の金利データに基づき、3つの金利タイプを徹底比較します。
3つの金利タイプの仕組みと違い
変動金利とは
変動金利は、市場金利の変動に応じて適用金利が定期的に見直される金利タイプです。通常、半年ごとに金利が見直され、5年ごとに月返済額が変更されます(5年ルール・125%ルール)。
2026年4月時点の変動金利の最頻値は0.375%で、3つの金利タイプの中で最も低い水準です。住宅金融支援機構「民間住宅ローンの貸出動向調査」2024年度によると、変動金利の利用割合は77.9%と圧倒的に多くなっています。
全期間固定金利(フラット35)とは
フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利型の住宅ローンです。借入時に金利が確定し、完済まで金利が変わりません。2026年4月の最頻金利は1.96%です。
固定期間選択型とは
固定期間選択型は、当初の一定期間(2年・3年・5年・10年など)は固定金利が適用され、固定期間終了後に変動金利に移行するか、再度固定金利を選択する金利タイプです。10年固定の2026年4月時点の金利は1.30%前後です。
2026年4月最新の金利水準
| 金利タイプ | 適用金利 | 月返済額 (3000万/35年) | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 変動金利 | 0.375% | 76,229円 | 約201万円 |
| 10年固定 | 1.300% | 88,944円 | 約735万円 |
| フラット35 | 1.960% | 98,512円 | 約1,137万円 |
出典: 住宅金融支援機構「民間住宅ローンの貸出動向調査」2024年度 / フラット35公式サイト 2026年4月適用金利
変動金利とフラット35の月返済額の差は22,283円、35年間の利息総額の差は約936万円にもなります。
金利上昇リスクのシミュレーション
変動金利の最大のリスクは、将来の金利上昇です。以下は、借入額3,000万円・35年返済で、変動金利が5年後に上昇した場合のシミュレーションです。
| 金利上昇幅 | 上昇後金利 | 月返済額変化 | 35年間の利息総額 |
|---|---|---|---|
| 据え置き | 0.375% | 76,229円(変わらず) | 約201万円 |
| +0.5% | 0.875% | 約82,000円(+5,771円) | 約410万円 |
| +1.0% | 1.375% | 約88,000円(+11,771円) | 約650万円 |
| +2.0% | 2.375% | 約101,000円(+24,771円) | 約1,200万円 |
変動金利が2%上昇すると、月返済額はフラット35を上回ります。日本銀行の金融政策正常化の動きを踏まえると、今後の金利上昇リスクは従来より高まっていると言えます。
出典: 日本銀行「金融機関の貸出金利」2024年度統計
向いている人の特徴
変動金利が向いている人
- 返済期間が短い(20年以下)
- 繰上返済を積極的に行う予定がある
- 金利上昇時に返済額が増えても対応できる収入の余裕がある
- 住宅ローン控除の恩恵を最大限に受けたい
- 今後5〜10年で大幅な金利上昇はないと考える
全期間固定金利(フラット35)が向いている人
- 返済期間が長い(30年以上)
- 毎月の返済額を確定させたい(家計管理を重視)
- 金利上昇リスクを取りたくない
- 子育て中で教育費の支出が予想される
- 将来の収入が大幅に増える見込みが少ない
金利推移の歴史
日本の住宅ローン金利は、バブル期の1990年前後には変動金利で8%台まで上昇しました。その後、日銀のゼロ金利政策・量的緩和政策により長期間にわたって低金利が続き、2024年にはネット銀行を中心に0.3%台という史上最低水準を記録しています。
2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除し、2024年7月には追加利上げを実施。金融政策の正常化が進む中、変動金利の上昇リスクは以前より高まっています。ただし、急激な金利上昇は経済に大きな影響を与えるため、段階的な上昇が予想されています。
出典: 日本銀行「金融市場調節方針の変更について」2024年3月・7月
まとめ:金利タイプ選びのポイント
- 現在、変動金利(0.375%)とフラット35(1.96%)の月返済額差は約22,000円
- 変動金利が2%上昇するとフラット35を上回る — 金利上昇リスクを考慮すること
- 返済期間が短い・繰上返済する予定なら変動金利が有利
- 長期返済・家計安定重視ならフラット35が安心
- 迷ったら当サイトのシミュレーターで3パターンを一括比較してみてください
よくある質問
変動金利と固定金利、どちらがおすすめですか?
一概には言えませんが、返済期間が短く繰上返済する予定なら変動金利、長期返済で安定を重視するならフラット35がおすすめです。当シミュレーターで3パターンを比較してみてください。
変動金利はどのくらい上がる可能性がありますか?
日銀の金融政策正常化により、今後数年で0.5〜1.0%程度の上昇が予想されています。ただし、バブル期のような急激な上昇は考えにくいとされています。
フラット35の金利は今後どうなりますか?
フラット35の金利は長期金利(10年国債利回り)に連動します。日銀の金融政策正常化に伴い、緩やかな上昇が予想されています。
10年固定と変動金利の違いは何ですか?
10年固定は当初10年間の金利が固定されます。10年後に変動金利に移行するか、再度固定を選択します。変動金利より安心感がありますが、金利は高めです。
金利が上がったら借り換えすべきですか?
「金利差1%以上」「残高1,000万円以上」「残期間10年以上」の3条件を満たす場合、借り換えメリットがある可能性があります。諸費用(30〜80万円)も考慮して判断しましょう。