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家計簿は、家計管理や節約には欠かせない重要なアイテムです。しかし家計簿を始めたものの、なかなか時間が取れない・支出管理が面倒といった理由で三日坊主で終わってしまうという方も多いでしょう。家計簿を続けるためにはその原因を把握し、続けるコツを押さえることが大切です。
本記事では、「家計簿が続かない理由」「家計簿を続けるコツ・方法」について詳しく解説していきます。ぜひ参考にして、家計簿を習慣化させましょう。
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
目次
家計簿が続かない主な原因には以下の3つがあげられます。
家計簿が続かない・つけられない理由3選
家計簿を活用し、スムーズに家計管理するためにも、家計簿が続かない原因をしっかり把握し対策することが大切です。それぞれの原因について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
一つ目は、「何のために家計簿をつけるのか?」という目標が曖昧になっていることです。目標やゴール設定が曖昧だと、家計簿をつけることが目的になってしまう可能性があります。ただ漠然と家計簿をつけることにストレスを感じてしまい、その結果三日坊主になってしまうのです。
家計簿は苦ではないと感じる分には問題ありません。しかし、なかなか続かない、面倒な作業だと感じている場合には、まずは目標を立てたり、期間を決めたりするのがおすすめです。
例えば、「無駄遣いを減らして貯金を100万円貯めよう」「節約して旅行に行こう」など、家計簿を始める理由やきっかけを見つめ直し、目標を設定してみましょう。
二つ目は、家計簿に記載する項目を細かく分類しすぎているため、記録するのに時間がかかることです。家計簿には食費・住居費・光熱費など、さまざまな項目があります。項目を細かく分ければ、より正確な家計管理ができるものの、どの支出がどの項目に当てはまるかを調べる必要があるため、その分の手間や時間がかかります。
より効率よく家計簿をつけるためにも、家計簿の項目を見直ししてみましょう。例えば、「食費」「交通費」「家賃・光熱費」「娯楽費」「貯金」など、基本的な項目に絞ることで管理が楽になります。また、スマートフォンの家計簿アプリを使えば、支出を自動でカテゴリ分けしてくれるため、家計簿が苦手な方でも無理なく続けられるでしょう。
三つ目は、全ての出費を1円単位で完璧につけようとしていることです。例えば、自動販売機で飲み物を買ったり、コインパーキングを利用したりすると、レシートが発行されない場合も考えられます。1円単位で誤差なく家計簿をつけるためには、これらの出費も完璧に把握しておく必要があるため、記録するのに大きな負担を感じてしまうでしょう。また、収支が合わないことにストレスや罪悪感を感じてしまうと、継続できない要因にもつながります。
家計簿を無理なく続けるためにも、全ての出費を1円単位で記録するのではなく、大まかに記録するのもひとつの方法です。例えば、100円未満の端数は切り捨てたり、10円単位で四捨五入するなどして、細かいところにはこだわらないようにしてみましょう。完璧を目指すのではなく、自分にとって無理なく続けられる方法を見つけることが重要です。家計簿をつけること自体がストレスにならないよう、楽しく続けられる工夫をしましょう。
家計簿が続かない原因を紹介しましたが、思いあたるという方もいるのではないでしょうか。ここからは、家計簿を長く続けるコツについて詳しく解説していきます。内容は以下の5つです。
家計簿を長く続けるコツ5選
家計簿が面倒で続かないという方はもちろん、初心者の方も、それぞれのポイントをしっかり押さえましょう。
まずは、家計簿をつける目的や目標を明確にしましょう。このとき、現実的で達成可能な目標を立てることが大切です。例えば、「毎月の食費を5万円以内に収める」「毎月3万円を貯金する」など、自分の収入と支出のバランスを考えながら、具体的で現実的な目標を立てましょう。
なお、目標を設定する時には以下の3つを明確にすれば、モチベーション維持にも繋がり、家計簿を継続する原動力にもなります。
家計簿を始める時は、最初から項目を増やすのではなく、項目を大まかに分けることが大切です。家計簿の項目を大まかにすることで管理が簡単になり、毎日の習慣化にも繋がります。家計簿の基本的な項目には以下の6つがあげられます。これらのカテゴリに項目を絞り、家計簿をつける手間を省いてみましょう。
収入 | 給料や副収入(副業、投資など) その他の収入(臨時収入、ボーナスなど) |
---|---|
固定費 | 住居費(家賃、住宅ローン) 光熱費(電気、ガス、水道) 通信費(インターネット、携帯電話) 保険料(生命保険、健康保険) ローン返済(車のローンなど) |
変動費 | 食費(外食費を含む) 交通費(公共交通機関、ガソリン代) 日用品費(洗剤、トイレットペーパーなど) 医療費(病院、薬)教育費(授業料、教材費) |
娯楽・趣味 | 娯楽費(映画、コンサート) 趣味費(スポーツ、読書、旅行) |
貯蓄・投資 | 貯金(普通預金、定期預金) 投資(株式、投資信託) 緊急予備費(予期せぬ支出に備える) |
その他の支出 | ギフト・寄付(プレゼント、寄付) ペット費(ペットフード、獣医費用) 雑費(その他の支出) |
各カテゴリごとに予算を設定し、支出がその範囲内に収まるように管理するのもおすすめです。家計簿に慣れてきたら、項目を増やしたりより細かく管理したりすると、より詳細な家計管理に繋がります。最初はざっくりとした項目でもいいので、継続することを意識してみましょう。
月に1回程度は、家計簿の付け方を見直すのも長続きするためのコツです。支出がない項目は他の項目と合算したり、支出が大きいものは項目を細かく分けてお金の流れを細かく管理したりするなど、自分の家計状況に合わせて工夫するといいでしょう。
家計簿は「節約する」「無駄遣いを減らし貯金を増やす」といった目標を達成するためのひとつの方法です。節約ポイントを探るためにも、定期的に家計簿を分析するのも忘れないようにしましょう。例えば、支出を減らせる項目は何なのか、前月と比較して出費が増えている項目はどれなのかなどを確認します。そして、その原因を翌月以降で改善していけば、節約効果を高められるでしょう。
電子マネーやバーコード決済、クレジットカードなど、キャッシュレス決済を活用するのも家計簿を長続きさせるためのひとつの方法です。キャッシュレス決済は、スマホのアプリなどで利用履歴を簡単に確認できるといったメリットがあります。
わざわざレシートを貯めて、家計簿に手書きで記録するといった手間がないため、より効率よく記録できるでしょう。家計簿をつける時間がない、家計簿をつけるのが面倒だという方は、ぜひ活用してみてください。
ただ、キャッシュレス決済は現金を持ち歩く必要がなく、簡単に買い物できてしまいます。それにより使い過ぎてしまう恐れがあるため、注意が必要です。例えば、水道光熱費や通信費はクレジットカード、食費や日用品など普段の買い物にはバーコード決済を利用するなど、事前にルールや予算を決めて使い過ぎを防ぐようにしましょう。
どうしても家計簿をつけるのが面倒という場合には、家計簿アプリを利用するのがおすすめです。家計簿アプリには有料・無料のものがあり、機能やサービス内容も異なりますが、一般的には以下の機能が搭載されています。
手書きやエクセルなど、家計簿の作成方法はさまざまですが、家計簿アプリはすきま時間を使って比較的簡単にスマホで記録できるのがメリットです。レシートや領収書を見ながら手動で入力する必要がないため、家計簿をつける負担を軽減できるでしょう。
ただし、スマホの紛失やID・パスワードの流出などがあると、個人情報が流出する恐れがあるため、注意が必要です。家計簿アプリを選ぶ際は、セキュリティがしっかりしているものを選ぶようにしましょう。
家計管理におすすめの無料アプリはマネーフォワードMEです。マネーフォワードMEなら銀行口座とクレジットカード連携で収入と支出が自動で見える化できます。マネーフォワードMEは無料なので、家計を改善したいあなたは以下のボタンよりダウンロードしましょう。
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家計簿を長続きさせ、目標を達成するためには、以下の項目をポイントに作成するのがおすすめです。固定費と変動費と分けて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【固定費の主な項目】
公共料金 | ガス代 水道代 電気代 |
---|---|
住居費 | 賃貸住宅の場合:家賃 持ち家の場合:住宅ローンの返済額 |
通信費 | 携帯電話料金 インターネット代金 |
保険料 | 生命保険 健康保険 自動車保険 火災保険 |
サブスクリプションサービス | ジムの会費 オンラインサービスの月額料金(動画配信サービス、音楽ストリーミングサービスなど) |
教育費 | 学費 習い事 教材費 |
おこづかい費 | 必要に応じて、家族の人数で分けて管理 |
【変動費の主な項目】
食費 | 食材の購入費 外食費 |
---|---|
日用品 | ティッシュ・トイレットペーパー シャンプー・洗顔など |
交通費 | 電車・バス・タクシー代 ガソリン代 |
医療費 | 診察代 薬代 病院までの交通費 |
娯楽費 | 本の購入代 映画やライブのチケット代 |
交際費 | 知人や同僚との飲み代 |
被服費 | 洋服・靴 下着など |
雑費 | 少額の出費をまとめたもの |
家計簿を継続するためには、項目選びが重要と言っても過言ではありません。家計簿の項目は大きく分けて、固定費と変動費に分かれます。固定費とは毎月発生する支出のことで、金額が一定である点が特徴です。固定費を見直せば、大幅に出費を抑えられるほか、節約効果も長続きしやすいでしょう。
一方、食費や交際費といった変動費は項目が多く、面倒だと感じやすいです。慣れないうちは必要な項目を絞り込むこと、大まかに予算を決めてその金額内でやりくりすることを意識するといいでしょう。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢ここまで、家計簿が続かない理由と続けるコツについて解説しました。継続して家計簿を続けるためにも、家計簿をつけること自体が目的にならないよう、家計管理の目標やゴール設定をすることが大切です。また、支出を細かく管理しすぎないこと、必要な項目に絞り込むことも家計簿を長続きさせるためのコツといえます。
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
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西郷 勢矢使い過ぎを防ぐためには、毎月の予算を設定し、定期的に支出状況を確認しましょう。これにより、無駄な出費を抑えつつ、効果的な家計管理が可能になります。