「お金を貯めたいけれど貯金の仕方が分からない」「先取り貯金やNISAを聞いたことはあってもそれぞれの内容まで理解できていない」このような悩みをかかえている方は多くいるのではないでしょうか。
本記事では、おすすめの「先取り貯金」や貯蓄額を増やすためにやるべき4つのポイント、先取り貯金以外の方法、目安となる貯蓄額の平均などについて詳しく紹介します。
さらに「おすすめの貯蓄方法ランキングを知りたい」「貯金におすすめのアプリはありますか?」といった気になる質問にもお答えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
なおMoneyforce(マネーフォース)が展開する「Moneyforce家計診断」では、効果的な貯金を目指した家計相談を、「無料で何度でも」ご相談いただけます。
相談できる内容は、「今のお金の悩み」〜「将来の不安」の事までさまざま。例えば、以下のようなお悩みを「どこに相談すれば分からない。」などあれば、お気軽にご相談いただけます。
- 「どのように貯金を始めたら良いかわからない…」
- 「浪費を抑えてもっと貯金を増やしたい…」
- 「目標額に向けて効果的に貯金を続けたい…」
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
確実に貯蓄額を増やすなら「先取り貯金」がおすすめ
まずおすすめとなるのが「先取り貯金」です。確実に貯蓄額を増やすならぜひ取り入れたい方法といえるでしょう。ここで、おすすめの先取り貯金として挙げられる主な種類を3つ紹介します。
- 積立定期預金をする
- 新NISA(つみたて投資枠)を活用する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する
それぞれの具体的な内容についてみていきましょう。
積立定期預金をする
毎月決まった日時に自動的に預金を貯めていきます。通常の普通口座よりも高い金利が設定されているので、元本割れの心配もありません。一度積み立て定期預金の設定をすればその後が自動で貯蓄に回されるので手間もなく簡単に貯金することが可能です。
しかし、適用金利が0.1%にも満たなかったり、利息は課税対象だったりという点があるので注意しておきましょう。
新NISA(つみたて投資枠)を活用する
年間120万円までであれば非課税で投資が可能となるのが新NISAのつみたて投資枠です。自分で決めた金額を毎月自動で積み立ててくれるので、手間のない運用を実現できるでしょう。
金融投資で得た利益は通常課税対象となりますが、新NISAであれば、非課税内で運用可能となるお金を手元に残しておけます。運用可能な金融商品は種類も豊富で、全て金融庁の厳格な審査を通過したもののみです。
最小100円からスタートできたり、初心者でも安心して運用できたりなど、様々なメリットがある新NISAのつみたて投資枠で、ぜひ効率よく貯金を進めていきましょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する
NISAと一緒によく聞かれるのがiDeCoです。iDeCoは老後資金を貯めることを目的とした制度で、20歳から60歳であれば誰でも加入できます。毎月自動で積み立てができ、得た利益は非課税で、拠出した金額は全額所得控除の対象になるのも魅力です。
iDeCoは原則として60歳まで引き出しができません。また、専用口座の開設や手数料がかかる点などもしっかりと意識しておきましょう。
上手に貯金・貯蓄額を増やすために事前にやるべきこと4選
貯金・貯蓄額を効率よく増やすためにまずすべき4つの大切なポイントについて紹介します。
- 貯金の目的・目標額を明確にする
- 支出を見えるようにする
- 現時点での資産状況を正しく把握する
- 生活費用口座と貯蓄用口座を分ける
どの項目も貯金する上で欠かせない重要なポイントです。それぞれについて詳しくみていきましょう。
貯金の目的・目標額を明確にする
なぜ貯金するのか、どのくらいを目標とするのかを事前に決めておきましょう。目的や目標が曖昧なままでは、目指すべきゴールが見えずに貯蓄をうまく進めていけません。
「老後資金のため」「子どものための教育資金」「マイホームの購入費用」など、具体的な貯金の目標や目標額を明確にすることで、積極的に貯蓄しようとする本気度も高まります。
毎月の貯蓄額をチェックすればゴールへ近づいていくのが目に見えて分かるので、モチベーションを維持することも可能です。しかし、無理な節約などはしないようにしてください。生活スタイルを崩さない程度にゆっくりと貯蓄できるよう、早い段階からスタートさせていきましょう。
支出を見えるようにする
大切なのは、何にどのくらいの費用が掛かっているのかを見える化して正しく把握することです。普段の買い物から外食、友達との遊び、家族とのお出かけなど、どのようなシーンでも何にどのくらいの費用がかかったのかをしっかりチェックしておきましょう。
支出を正しく把握できれば、削るべき部分も自然と見えてきます。普段のお金の使い方を見直すきっかけにもなるので、しっかりと支出を見えるようにしておきましょう。
現時点での資産状況を正しく把握する
上記のように支出を正しく把握できれば、同時に現時点での資産状況も見れるようになります。毎月の支出はどの程度あるのか、どのくらいのお金が必要でどの程度貯蓄に回せるのかなどは、資産状況を理解できていなければ考えられません。
ただ単に貯蓄するのではなく、現時点の状況をしっかりと理解し、生活スタイルや支出額などに見合ったやり方を準備すれば、無理なく効率的に貯蓄を進めていけるでしょう。
生活費用口座と貯蓄用口座を分ける
「うまく貯金ができない」「長続きしない」と悩む方の多くは、口座をひとつにまとめているケースが少なくありません。生活費用の口座と貯蓄用の口座を分けることで、上手く資金を管理することが可能です。
口座にお金があるとついつい引き出して使ってしまうでしょう。そうなれば、貯金したくてもできなくなります。使うお金だけを生活費用の口座に入れ、貯蓄用口座のお金は別で管理するようにしてください。
また、生活費を一気に引き出す方も少なくありませんが、お財布に現金が入っていると使いすぎてしまうこともあります。生活費は必要な時に必要なだけ引き出すようにし、無駄使いをなくすように徹底していきましょう。
【先取り貯金以外】おすすめの貯金額を増やす方法5選
先取り貯金以外にも、貯金額を増やす方法は様々あります。特におすすめなのが下記の5つです。
- 保険や通信費などの固定費を見直し支出を減らす
- 金利の高いネット銀行にお金を預ける
- キャッシュレスやクレジットカード決済など支払い方法を見直す
- 控除や制度を活用して、節税をする副業をして複数の収入源を確保する
それぞれの具体的な内容をしっかりと理解し、効率よく貯金額を増やしていけるようにしましょう。
保険や通信費などの固定費を見直し支出を減らす
毎月必ず必要になる固定費は、一度見直すことで支出を減らすことに繋げられるでしょう。主な固定費は下記のような種類があります。
- 家賃や住宅ローンなどの住居費用
- スマホやタブレットなどの通信費水道・光熱費
- 生命保険などの保険料
こういった固定費は、まず一度見直しをし、現在どの程度の支出となっているか、どこを削れるかをしっかりと考えてください。
固定費の見直しをしても支出をうまく減らせない場合、「Moneyforce家計診断」を活用してみましょう。家計に関する悩みや老後の不安、子どもの教育資金など、様々なお金に関する相談を受け付けてくれます。
相談な何度でも無料なので、コストを抑えてプロの話を聞けるチャンスです。よくある相談内容として「毎月の支払いを楽にしたい」「NISAやiDeCoについて知りたい」といったものがあります。ぜひ一度、「Moneyforce家計診断」に気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
金利の高いネット銀行にお金を預ける
お金を預ける銀行は、金利が高いネット銀行を選びましょう。下記表は、一部のネット銀行における金利です。
| 銀行名 | 金利(定期預金) | 金利(普通口座) |
|---|---|---|
| SBI新生銀行 | 最大1.0% | 0.03~0.15% |
| 東京スター銀行 | 0.002% | 0.25% |
| オリックス銀行 | 0.15~0.60 | 0.02% |
ただし、高金利を実現するためには一定額以上の預け入れや給与受け取り口座に指定したりといった条件がある場合も少なくないので、必ず事前に確認しておきましょう。
キャッシュレスやクレジットカード決済など支払い方法を見直す
支払い方法の見直しも大切なポイントのひとつです。例えば、これまで現金で支払っていたものをクレジットカードやバーコード決済に変更すると、ポイントの獲得やキャッシュバックなどが受けられます。
獲得したポイントは次の買い物で使用できるので、手元のお金を効率よく貯蓄に回せるでしょう。また、キャッシュレス決済にすればアプリで簡単に購入履歴を確認できるので、家計簿をつけなくても支出を見える化できるようになります。
近年では様々なキャッシュレス決済に対応しているお店も増えているので、不便さを感じることもほぼありません。お得にお買い物をして貯蓄に回すお金を確保できれば、生活水準を崩さず効率的に貯金をすることが可能です。
控除や制度を活用して、節税をする
日本では、税による負担を軽減させるための制度が数多く整備されており、上手く活用することで節税することが可能です。代表的なのが下記のような種類です。
- 住宅ローン控除
- ふるさと納税
- 生命保険料控除
- 医療費控除
- NISAi
- DeCo
控除利用は、確定申告や年末調整をする際に申告する必要があります。NISAやiDeCoの場合、自分自身で様々な手続きをしなければいけないため、多少の手間がかかってしまいます。
しかし、節税することで貯蓄に回す資金を確保することが可能になるため、少しの面倒は積極的に受け入れ効率よく貯蓄額を増やせるようにしていきましょう。
副業をして複数の収入源を確保する
貯金額を増やすためには、その分収入を増やすことも大切です。副業をいくつか行い、本業とは別の収入源を確保しておきましょう。近年では様々な副業があり、空いた時間に行うアルバイトなどはもちろん、クラウドソーシングやハンドメイド制作、ブログやアフィリエイトなど多岐にわたります。
また、副業が軌道にのれば本業以上に稼ぐことも夢ではありません。そこから独立することも可能です。しかし、企業の中には副業を禁止していることもあるので、まずは会社の就業規則を確認しておきましょう。
目安はいくら?貯金・貯蓄額の平均
「結局貯金はどのくらいを目標にすればいいの?」「みんなどのくらい貯金しているの?」といった疑問を抱えている方も少なくありません。
貯金をする上でまず事前に決めるべきなのが、貯蓄の目標額です。しかし、どのくらい貯めればいいか分からないという場合、目標額を決められずになんとなく始めてなんとなく貯金が終わってしまったという経験をした方もいるのではないでしょうか。
そのような方のために、参考になる情報を以下にご紹介します。
- 単身世帯の貯金額の平均と中央値
- 二人以上世帯の貯金額の平均と中央値
上記2つにおける貯金額の平均・中央値についてそれぞれ詳しく紹介します。
単身世帯の貯金額の平均と中央値
金融広報中央委員会の調査によると、単身世帯における世代別貯金額の平均と中央値は下記表のようになります。
| 世代/平均・中央値 | 平均 | 中央値 |
|---|---|---|
| 20代 | 219万円 | 103万円 |
| 30代 | 912万円 | 300万円 |
| 40代 | 964万円 | 500万円 |
| 50代 | 2,288万円 | 555万円 |
| 60代 | 2,440万円 | 1,100万円 |
| 70代 | 2,104万円 | 1,100万円 |
| 合計 | 1,492万円 | 500万円 |
単身世帯の場合、年代が上がるごとに貯金の平均や中央値はどんどん高くなっていくのが分かります。また、全体の平均値は1,400万円超えなのに対し、中央値は500万円というのも特徴のひとつといえるでしょう。これにより、上位層の貯金額が平均を押し上げていることが示唆されます。
参照:金融広報中央委員会「令和5年家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」
二人以上世帯の貯金額の平均と中央値
二人以上世帯の貯金額は、平均と中央値が下記表のようになっています。
| 世代/平均・中央値 | 平均 | 中央値 |
|---|---|---|
| 20代 | 403万円 | 171万円 |
| 30代 | 856万円 | 337万円 |
| 40代 | 1,236万円 | 500万円 |
| 50代 | 1,611万円 | 555万円 |
| 60代 | 2,440万円 | 1,100万円 |
| 70代 | 2,104万円 | 1,100万円 |
| 合計 | 1,492万円 | 500万円 |
二人以上世帯の場合、20代の平均が単身世帯のおよそ倍程の貯金額となっています。全体の中央値も値が大きく、単身世帯よりも貯金を多くしていることが分かります。
60代以上の世代では貯金額が大幅に増加しており、老後の生活資金をしっかりと準備していることがうかがえます。
参照:金融広報中央委員会「令和5年家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」
おすすめの貯金・貯蓄方法についてよくある質問
貯金や貯蓄に関して、特によくある質問の中からぜひ把握しておくべき大切な3つの内容をピックアップしました。
- おすすめの貯蓄方法ランキングを知りたい
- 貯金におすすめのアプリはありますか?
- 1年で100万円貯めるには月いくら貯めればいいですか?
ぜひそれぞれの内容を把握し、おすすめの貯金・貯蓄に関しての理解をさらに深めていきましょう。
おすすめの貯蓄方法ランキングを知りたい
貯蓄ランキングで最もおすすめとなるのは、本記事でも紹介している「先取り貯金」です。収入が入った時点で貯蓄する分を最初に貯金に回し、残った金額で生活をやりくりする方法となるため、必ず毎月貯蓄することが可能です。
一番最初に貯蓄に回すお金を確保すれば、お金の使い過ぎや無駄遣いをなくし、効率よく将来のための資金を貯めていけるでしょう。
貯金におすすめのアプリはありますか?
貯金にアプリを活用すれば資産管理がしやすくなりますが、何をどう導入すればいいか分からないと悩む方も多くいるのではないでしょうか。アプリを選ぶときは、求めている機能があるか、利用料金は月額いくらか、セキュリティは充実しているかといった点を重視して選びましょう。
特におすすめの貯金アプリは、ぜひ下記記事を参考にしてください。資産や口座を一括管理できるおすすめアプリや利用のメリット、自分に適したアプリの選び方について詳しく紹介しています。
資産管理アプリおすすめ5選!運用商品や証券口座などを一括管理できるツールやメリット、選び方を解説
1年で100万円貯めるには月いくら貯めればいいですか?
単純計算で、1年で100万円貯めるためには月に8万3,000円の貯蓄が必要です。しかし、生活に無理が生じるような貯蓄はおすすめできません。毎月8万円以上の金額を貯金に回すのは大変です。
無理なく生活できる程度の金額を貯蓄に回しましょう。固定費や雑費などを考慮し、継続的に続けられる範囲の金額を設定するようにしてください。
まとめ
貯金を効率よく行うためには、まず今の資産状況の把握や固定費などの見直し、生活費と貯蓄用の口座を分けるなど、様々な準備が必要です。また、現金ではなくキャッシュレスの支払いに変えたり様々な制度を活用して節税したりなど、積極的に貯金額を増やすための行動も欠かせません。
本記事では、貯蓄額を増やすためにやるべき4つのポイントや貯金額を増やす方法、目安となる単身世帯・二人以上世帯の平均と中央値の貯金額について紹介しました。
無理なく継続して貯蓄を進めていけば、将来の金銭的な安心を手に入れられます。もしもの時に困らないために、少しずつでもしっかりと貯蓄をしていけるよう、お伝えした情報を参考に、自分の生活スタイルに合った貯金を進めていきましょう。
なお、Moneyforce(マネーフォース)が展開する「Moneyforce家計診断」では、効果的な貯金を目指した家計相談を、「無料で何度でも」ご相談いただけます。
相談できる内容は、「今のお金の悩み」〜「将来の不安」の事までさまざま。例えば、以下のようなお悩みを「どこに相談すれば分からない。」などあれば、お気軽にご相談いただけます。
- 「どのように貯金を始めたら良いかわからない…」
- 「浪費を抑えてもっと貯金を増やしたい…」
- 「目標額に向けて効果的に貯金を続けたい…」
また、「Moneyforce家計診断」をご利用いただいた方には、期間限定で「ライフプランづくりの教科書」を無料配布しています。この機会にぜひご利用ください。
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。

