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「4人家族の食費の相場は?」
「値上がりによりやりくりが大変」
「節約したいけれど、何から手をつけて良いのか分からない」
と悩んでいませんか?
物価高騰によりさまざまな商品が値上げされ、家計へも大きな影響を及ぼしています。帝国データバンクによると、2022年1年間に値上げされた食品は2万品以上。日々の生活で購入するものが多いだけに、やりくりに苦戦している家庭も多いでしょう。
特に食べ盛りの子どもがいる家庭では、食費の相場がいくらなのかを把握し、ポイントを押さえて節約していきたいところです。そこで今回は、4人家族をモデルに世間的な食費の相場を解説していきます。食費以外の節約ポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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生活費の節約を検討したときに、食事を見直す人は多いでしょう。しかし、食費は日々生活する中で必要不可欠の費用です。あまりに無理に食費の節約をすると、精神的にも身体的にも悪影響を与えかねません。
まずは4人家族の食費の相場はいくらなのか、平均額や内訳を確認していきましょう。また、食費は収入によってもそれぞれの家庭で異なるため、エンゲル係数も参考にしていきます。
食費を節約する前に、まずは4人家族の平均額を確認しておきましょう。食事は生きていく上で必要不可欠なことであり、食費は抑えられるだけを抑えればいいというものでもありません。
身体的・精神的な面から考えても、我慢のしすぎは避けたいところ。4人家族の場合、1ヵ月の食費の平均額は8万7千円で、内訳は以下の通りです。
食費内訳 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|
穀類 | 6,535円 | 7,551円 | 8,439円 |
魚介類 | 6,085円 | 5,515円 | 5,665円 |
肉類 | 8,146円 | 10,036円 | 11,817円 |
乳卵類 | 4,079円 | 4,558円 | 4,950円 |
野菜・海藻 | 8,987円 | 8,847円 | 8,874円 |
果物 | 2,926円 | 2,475円 | 2,394円 |
油脂・調味料 | 3,923円 | 4,300円 | 4,705円 |
菓子類 | 6,487円 | 8,168円 | 9,074円 |
調理食品 | 12,075円 | 12,794円 | 12,755円 |
飲料 | 5,295円 | 5,599円 | 5,814円 |
酒類 | 3,639円 | 3,481円 | 3,622円 |
外食 | 9,400円 | 13,693円 | 14,224円 |
食費計 | 77,578円 | 87,017円 | 92,333円 |
出典:e-Stat政府統計の総合窓口「2021年家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」
4人家族の食費は、3人家族に比べると1ヵ月あたり1万円アップの8万7千円が平均という調査結果に。世帯人数が増えるほど食費は上昇しますが、人数に比例して増えるわけではないようです。
また、この結果は2021年のものなので、値上がりが続いた2022年以降は平均額も上がる可能性があるので注意してください。
生きていく上で、ある一定以上の食費は支出しなければなりません。節約を検討するなら、エンゲル係数もチェックしましょう。
エンゲル係数とは、消費支出に対する食費の割合を表したものです。このエンゲル係数が高いと、食費にお金を使い過ぎていると判断できます。
まずは、世帯人数によるエンゲル係数の違いについて、以下の表を参照してください。
項目 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|
消費支出 | 284,754円 | 320,090円 | 325,352円 |
食費 | 77,578円 | 87,017円 | 92,333円 |
エンゲル係数 | 27.2% | 27.2% | 28.4% |
出典:e-Stat政府統計の総合窓口「2021年家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」
4人家族の場合、エンゲル係数は3人家族5人家族と比較してもあまり大きな差は見られません。平均は27.2%となっているので、あなたの家のエンゲル係数を計算して比較してみると良いでしょう。
もし平均よりも大幅に高いなら、食費として使い過ぎている可能性もあるので見直しを検討してください。
4人家族の平均食費額は約8万7千円でしたが、収入によってどのような違いがあるのでしょうか。各家庭で収入が異なるため、食費にかけられる金額に違いが出るのも仕方がないでしょう。
年収ごとの平均食費については以下の通りです。
年収 | 食費 |
---|---|
250~300万円 | 68,703円 |
300~350万円 | 55,983円 |
350~400万円 | 68,296円 |
400~450万円 | 73,707円 |
450~500万円 | 69,642円 |
500~550万円 | 74,341円 |
550~600万円 | 74,507円 |
600~650万円 | 77,669円 |
650~700万円 | 85,091円 |
700~750万円 | 80,476円 |
750~800万円 | 88,299円 |
800~900万円 | 90,399円 |
900~1,000万円 | 93,742円 |
1,000~1,250万円 | 97,965円 |
1,250~1,500万円 | 126,623円 |
1,500万円以上 | 114,327円 |
出典:e-Stat政府統計の総合窓口「2021年家計調査 4人世帯(有業者1人)-年間収入階級別」
表を見ても分かる通り、基本的には年収が高くなればなるほど、支出する食費も高くなります。使えるお金が増えるため当然といえば当然です。
しかし、年収1,500万円以上の家庭が平均程度に食費を抑えられた場合、月に約2万7千円も節約できる計算になります。参考にしてみましょう。
平均額やエンゲル係数を確認した上で食費が高いと感じたら、節約を始めてみることをおすすめします。しかし、食費を節約するといっても、何からどう始めてみたら良いか分からない人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、以下の5つのポイントを参考に食費の節約を実践してみましょう。
4人家族の食費を抑えるポイント
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきます。
そして、これらの節約を始める前にマネーフォワードMEで家計の記録をつけるのがおすすめです。1年間のデータが見られるため、節約効果を見える化できます。今すぐ下のボタンからマネーフォワードMEをダウンロードしましょう。
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まず大切なのは、1ヶ月の食費をいくらにするのかきちんと決めておくことです。予算を決めずに買い物をしていると、ついつい買い過ぎてしまいます。
ただし、食費として設定する金額は、現実的なものにしましょう。節約したいからといって無理な金額を目標にしてしまうと、ストレスとなり長続きしません。また、低すぎる設定は栄養が不足するなどの原因にもなり得ます。
予算の設定が難しい場合は、4人家族の食費の平均である8万7千円を目標にしてみてください。
買い物の頻度を減らすのも、食費を節約するためには重要なポイントです。買い物へ行く回数が増えると、余計なものまで購入してしまいやすくなります。安かったから、という理由で予定にないものまで購入したことがある人も多いのではないでしょうか。
食費を抑えたいのなら、まとめ買いをして買い物する頻度を減らしましょう。目安は週に1〜2回程度で、食材リストを作成するなどして無駄のないように心がけることが重要です。
食費を抑えるためには、特売や見切り品もうまく活用することが大切です。スーパーによっては、曜日ごとに特売品を設定していることも。消費量の多い食品の特売日に合わせて買い物に行くよう予定を立てておくことで、自然と食費が抑えられるでしょう。
同様に、すぐ使う食品は見切り品を購入するのもおすすめです。ただし、お惣菜の見切り品は買い過ぎてしまい、節約にならない可能性があります。見切り品を購入する際も、必要なものを必要な分量のみ購入してください。
見切り品を買い過ぎないためには、事前に「買い物リスト」を作成しておくのが有効です。「買い物リストに載った商品以外は買わない」と決めておき、見切り品の中にリストの商品があった場合のみ購入すれば買い過ぎを防止できます。
美味しいものが食べられて、おまけに準備や片付けが不要な外食は、疲れている日や楽がしたい日にぴったりです。しかし、言うまでもなく、自宅で自炊するよりも割高で費用がかかってしまいます。
そのため、食費を抑えるために外食に行く頻度を減らすことは、とても有効な手段です。ただし、「外食はしない」と決めてしまうのはおすすめできません。ストレスなく節約を続けるためにも、適度に外食を取り入れながら実践していきましょう。
近年は日本でもキャッシュレス化が進み、クレジットカードやQRコード決済で支払いが可能なスーパーも増えてきました。現金とは違い、キャッシュレス決済ではスーパーのポイントカードと二重にポイントが貯まります。
貯まったポイントはさまざまな用途で利用できるため、現金で支払うよりもお得に買い物ができるでしょう。また、クレジットカードによっては購入履歴をそのまま家計簿へ反映させることもでき、支出が管理しやすくなるのもポイントです。
食費は確かに節約に取り掛かりやすい項目ですが、あまりに切り詰めすぎて栄養不足を招いてしまっては意味がありません。身体的・精神的な面から考えても、食費の節約には限界があります。
そこで、食費以外の項目に目を向けてみましょう。以下の2つの支出を見直すことで、簡単にかつ確実な家計のゆとりが生まれます。
見直すと節約できる費用
それぞれの費用について、詳しく見ていきましょう。
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今や携帯電話やインターネットは、私たちの生活になくてはならないものの1つです。スマートフォンが普及してからは特に、小学生でも持っているアイテムとして手放せないものとなりました。
また、自宅でパソコンやタブレットを使うためにインターネットの契約をしている人も多いのではないでしょうか。
このような携帯料金やネット料金などの通信費は、どこで契約するかによって大きな違いがでてきます。近年は、さまざまな格安プランが登場してきており、見直すことで毎月の通信費は大きく変わってくるでしょう。
なかには違約金や工事費用などを実質負担してくれる会社もあるので、さまざまな面から検討してみてください。
電気代やガス代などの光熱費も、見直すことで節約できる費用の1つです。電気・ガスともに自由化が開始されており、どの会社と契約するかは自由に選択できます。
契約する会社によって料金形態が異なるため、一度見直してみる価値は大いにあるでしょう。ただし、ガスの自由化は限定的となっており、対象とはならないこともあります。契約内容や地域によっても異なるため、詳しく確認しておきましょう。
日々の生活に余裕を持たせるために、節約をしたいと考えている人は多いでしょう。節約する費用の項目として候補に上がりやすい食費ですが、過度な見直しは身体的・精神的にも悪影響となってしまいます。
4人家族の場合、食費の平均額は8万7千円、エンゲル係数は27.2%であることが総務省の調査で分かっているので、参考にしましょう。収入にもよりますが、平均額よりも大幅に高い場合は食費の見直しを検討してみることをおすすめします。
平均的な食費に収まっているようなケースでは、食費ではなく通信費や光熱費などの他の費用を見直してみてください。
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高柳政道
CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
静岡県出身。小売業やメーカー営業を経験後にライターへ転身。 FP資格を活かして執筆業務を行う。 得意分野は「株式投資」「保険」「クレジットカード」「カードローン」など。 保有資格は「CFP」「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
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