大学生の貯金平均額は?貯金を増やすコツやアルバイトの選び方、支出を減らす方法を徹底解説

【大学生の貯金平均額はいくら?】貯金を増やすコツやアルバイトの選び方、支出を減らす方法を徹底解説!

監修者

TFPグループ 代表取締役 田中壮
田中壮

2009年、株式会社STEPに入社し、システム開発を担当。市川市消防局でのレスキュー隊の経験を経て、2013年にプルデンシャル生命保険株式会社に入社し保険業界へ。2014年には個人保険販売ランキングで全社営業マン約4,000人中4位となり、2015年に営業所長に就任。その後、保険代理店(株式会社イコールワン)を共同創業。2018年に株式会社TFPグループを設立し、代表取締役に就任。自身はMDRT(生命保険・金融サービスの専門家が所属するグローバル組織)2024年度TOT(トップ・オブ・テーブル/最上級の資格)基準を達成。

周りの大学生はどれくらい貯金しているのか、自分の貯金額は少ないのか、多いのか。気になって検索した方も多いのではないでしょうか。

この記事では、大学生の貯金平均額のデータを参考にしながら、目的別の考え方や、アルバイトや仕送りとのバランス、生活費の節約方法までまとめて解説します。読み終えるころには、自分に合った現実的な貯金プランがイメージしやすくなるはずです。

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目次

大学生の貯金平均はどれくらい?

この章では、大学生の貯金平均額のイメージをつかみ、自分の立ち位置を知ることを目的とします。全国調査の結果をもとに、地域差や暮らし方による違いも整理していきます。

数字だけを見ると不安になりやすいですが、実家暮らしや一人暮らしなど、前提条件で大きく変わります。自分と似た生活スタイルの大学生の貯金額を参考にしながら、必要以上に焦らないための考え方もお伝えします。

全国の大学生の貯金額の実態

大学生の貯金平均額は、調査によってばらつきがありますが、数十万円前後という結果が多く見られます。たとえば生協や企業のアンケートでは、貯金ゼロの学生もいれば、100万円以上ある学生もいて、差がかなり大きいのが実情です。

平均は、貯金額が多い一部の学生に引っ張られやすいため、中央値もあわせて見るとイメージしやすくなります。中央値は、だいたい10万から30万円程度という調査が多く、自分の貯金額がこの範囲に近ければ、極端に少ないわけではないと考えられるでしょう。

また、学年によっても貯金額は変わります。1年生は入学直後の支出が多く、貯金がほとんどないケースが目立ちます。2年生以降はアルバイトに慣れ、少しずつ貯蓄が増える学生が増える傾向です。

こうしたデータはあくまで全国の一例であり、自分の大学や地域の状況とは違う場合もあります。あくまで目安として参考にしつつ、自分の収入や生活費に合ったペースで貯金額を考えることが大切になります。

地域差と暮らし方の影響

同じ大学生でも、住んでいるエリアや暮らし方によって、貯金のしやすさはかなり変わります。関東や関西の都市部は家賃や物価が高く、どうしても生活費がかさみやすいです。地方や北陸、九州などは家賃が比較的安く、同じアルバイト収入でも残りやすい傾向があります。

実家暮らしの学生は、家賃や光熱費、食費の多くを親に負担してもらえることが多く、その分を貯金に回しやすいです。一方で、一人暮らしや下宿の学生は、家賃と生活費だけで毎月の収入のほとんどが消えてしまうこともあります。この違いが、貯金額の平均に大きく影響します。

仕送りの有無も重要です。仕送りありで生活費の多くをまかなえる学生と、仕送りが少なくアルバイト主体で暮らす学生では、貯金に回せる金額が変わります。月に数万円の差が、年間や4年間で見ると大きな貯蓄額の差になることも少なくありません。

このように、大学生の貯金平均だけを見て一喜一憂するより、自分の生活費や収入の条件を整理して考えることが重要です。同じ条件の友人と比べると、より現実的な目標を立てやすくなります。

大学生は貯金するべきか?目的別に考える必要性と判断基準

ここでは、大学生にとって貯金がどれほど必要なのかを、目的別に整理します。短期で使うお金と、将来に備えるお金を分けて考えると、無理のない貯金額が見えやすくなります。

貯金は、ただ貯めればよいというものではありません。学業や生活とのバランスを崩さない範囲で、何のためにいくら貯めるかを考えることが大切です。目的をはっきりさせることで、途中で挫折しにくくなります。

短期目的と長期目的で貯めるべき金額は変わるのか

大学生の貯金は、目的によって必要な金額や期間が変わります。まず、半年から1年以内に使う予定があるお金は、短期目的の貯金と考えると整理しやすいです。たとえば旅行費用、パソコンの買い替え、資格試験の受験料、サークルの合宿代などが当てはまります。

短期目的の場合は、具体的な金額と時期を決めやすいため、毎月いくらずつ貯めればよいか計算しやすくなります。例えば10万円の旅行資金を10か月で貯めたいなら、毎月1万円を別口座に移すといったイメージです。目標がはっきりしていると、モチベーションも保ちやすいでしょう。

一方、就職活動の資金や、卒業後の生活立ち上げ費用など、2年以上先を見据えたお金は、長期目的の貯金にあたります。長期の場合は、具体的な使い道がまだ決まっていないことも多いですが、おおまかな目安を決めておくと安心につながります。

短期と長期を同じ口座で管理すると、どのくらいが今後の生活に必要な資金なのか分かりにくくなります。可能であれば、短期用と長期用で口座を分けるか、メモや家計簿アプリで区別して管理すると、使いすぎを防ぎやすくなります。

貯金は意味ないと言われるケースの真相と、貯蓄が必要な事情

大学生の中には「どうせ社会人になれば稼げるから、今は貯金は意味ない」と考える人もいます。確かに、学生時代は収入が限られており、無理に貯めるより、経験や学びにお金を使う方が良い場面もあります。ただ、まったく貯金がない状態には、いくつかのリスクもあります。

例えば、急な病気やケガでアルバイトができなくなったり、家電が壊れて買い替えが必要になったりすると、一時的にまとまったお金が必要になります。こうした事態に、クレジットカードや借金だけに頼ると、返済が負担になる可能性があります。

また、就職活動の時期には、交通費やスーツ代、場合によってはインターンのための引っ越し費用などがかかります。アルバイトに入れる時間も減るため、貯金がゼロだと精神的な不安が大きくなるでしょう。この意味で、最低限の貯蓄は、心の余裕を生む役割も持っています。

一方で、貯金ばかりを優先し過ぎて、学びや人間関係の機会を逃してしまうのも、もったいない側面があります。大事なのは、全く貯めないか、徹底的に貯めるかという二択ではなく、自分の価値観に合ったバランスを探ることです。

卒業時にいくらあれば安心?現実的な目標金額と優先順位の付け方

卒業時の貯金額の目安は、就職先や進路、実家暮らしか一人暮らしかによって変わります。一般的には、就職活動費用と、社会人1か月目から2か月目までの生活費をカバーできるくらいを意識すると、安心感が高まりやすいです。おおまかに見ると、30万から100万円の幅で目標を立てる学生が多いと考えられます。

例えば、就職活動で交通費や宿泊費がかさむエリアに住んでいる場合は、就活資金として10万から20万円程度を見込むことがあります。さらに、一人暮らしで就職するなら、引っ越し費用や家具家電の購入費として、数十万円単位で必要になることも少なくありません。

ただし、これらをすべて大学生のうちに自分だけで用意するのは、かなり大変なケースもあります。実家のサポートや、奨学金、入社時の給与タイミングなども踏まえ、家族と相談しながら現実的な目標を決めるとよいでしょう。貯金額だけでなく、卒業時に借金を増やしすぎないことも大切な視点です。

優先順位としては、まず急な出費に備える緊急資金、その次に就職活動や進学の資金、余裕があれば将来のための長期貯蓄という順番を意識すると整理しやすくなります。この順に必要額をざっくり決めてから、毎月の貯金ペースを逆算してみると、無理のない計画を立てやすくなります。

アルバイト・仕送り・奨学金・副業の違いと選び方

この章では、大学生のお金の入り口であるアルバイトや仕送り、奨学金、副業などの特徴を整理します。どの収入源にどれくらい頼るかで、時間の使い方や学業とのバランスが変わります。

それぞれのメリットと注意点を知っておくと、自分に合った働き方や収入の組み合わせが見つけやすくなります。将来の負担も意識しながら、短期的な収入だけにとらわれない選び方を考えていきます。

アルバイトの種類別メリット・デメリット

アルバイトは、多くの大学生にとって主な収入源になります。ただ、同じアルバイトでも、飲食店、塾講師、コンビニ、イベントスタッフなど、仕事内容や時給、シフトの自由度が大きく異なります。貯金を増やしたい場合は、時給だけでなく、自分の生活リズムとの相性も重要になります。

例えば、飲食店はまかないが出るところもあり、食費を抑えられるメリットがあります。一方で、土日や夜のシフトが多く、サークル活動や友人との予定と重なりやすい面もあります。塾講師や家庭教師は時給が高めなことが多いですが、準備時間や移動時間を含めると、思ったほど自由時間が残らないこともあります。

コンビニやスーパーは、シフトの時間帯が幅広く、授業との両立がしやすい場合があります。反面、立ち仕事で体力的にきついと感じる人もいるでしょう。イベントスタッフは短期で高時給の案件がある一方、募集が不定期で、安定した収入にはつながりにくい傾向があります。

アルバイトを選ぶときは、時給や月の収入見込みだけでなく、学業や睡眠時間、通学時間とのバランスを考えることが大切です。貯金を増やしたくてシフトを入れすぎると、体調や成績に影響する可能性もあるため、無理のない範囲を意識しましょう。

シフト管理と学業の両立

大学生が貯金を増やそうとすると、ついシフトを増やしたくなります。ただ、授業や試験、レポート提出の時期と重なると、学業との両立が難しくなることもあります。長く続けるためには、シフト管理の工夫が欠かせません。

まず、自分の一週間の時間の使い方をざっくり書き出し、授業やサークル、移動時間、睡眠時間などの「外せない時間」を確認します。そのうえで、空いている時間帯の中から、無理なく働けそうな枠を決めておくと、シフトを入れすぎるリスクを減らせます。試験前の期間はあらかじめシフトを減らすなど、事前に相談しておくと安心です。

また、アルバイト先とのコミュニケーションも重要です。学業優先であることを理解してもらえる職場かどうかで、シフト調整のしやすさが変わります。採用面接の段階で、テスト期間の扱いや、急な授業変更があった場合の対応について、確認しておくとミスマッチを防ぎやすくなります。

シフトを増やして一時的に収入を増やしても、体調を崩したり、留年してしまったりすると、結果的には大きな負担になる可能性があります。貯金額だけでなく、学びや健康も含めた「トータルのバランス」で考えることが、長い目で見ると大切です。

副業やインターンで収入を増やす方法

最近は、アルバイトだけでなく、副業やインターンで収入を得る大学生も増えています。たとえば、プログラミングやデザイン、動画編集などのスキルがあれば、インターネット上で仕事を受けることも可能です。これらは、時給という形ではなく、成果に応じた報酬になることが多く、自分のペースで働きやすい面があります。

長期インターンは、企業で実務を経験しながら、一定の収入を得られるケースもあります。将来の就職活動でアピールしやすい経験になる場合もあり、お金とスキルの両方を得られる可能性があります。ただし、責任のある仕事を任されることも多いため、学業との両立や、精神的な負担も考えて選ぶ必要があります。

副業やインターンを始める際は、大学の就業規則やアルバイト先との契約内容を確認しておくことが大切です。一部の奨学金や授業形態によっては、働きすぎると成績要件を満たせなくなるリスクもあります。税金や社会保険の扱いも、一定の収入を超えると変わることがあるため、最新の制度を確認しておくと安心です。

収入を増やす方法は増えていますが、どれが正解というわけではありません。自分の得意分野や興味、将来の目標に近い働き方を選ぶと、貯金だけでなく、経験という意味でもプラスになりやすいでしょう。

預貯金・口座の使い分けとネットバンクの利点

貯金を増やしたい大学生にとって、口座の使い分けは意外と重要です。生活費と貯蓄を同じ口座に入れていると、今どれくらい自由に使えるお金があるのか分かりにくくなります。結果として、気づかないうちに貯金に手を付けてしまうこともあります。

そこで、メインで使う普通預金口座とは別に、「貯金用口座」を用意する方法があります。毎月の給料日や仕送りの日に、先に貯金用口座へ一定額を移すことで、残ったお金だけで生活する感覚をつくれます。これが、いわゆる先取り貯金の基本的な考え方です。

ネットバンクやインターネットバンキングは、スマホで残高確認や振り替えができ、ATM手数料が安かったり無料だったりする場合があります。大学生にとっては、24時間いつでも操作できる点も便利です。ただし、使いすぎを防ぐために、こまめに収支をチェックする習慣が必要になります。

預貯金は元本割れしにくい反面、金利は低めで大きく増えるわけではありません。とはいえ、短期から中期の生活資金を安全に管理する手段としては、分かりやすく扱いやすい方法です。自分の性格や管理のしやすさを考えながら、口座の数や使い方を決めていきましょう。

支出を減らす具体的な家計管理術

この章では、大学生がお金を貯めるために、支出をどのように見直せばよいかを解説します。収入を増やすことも大切ですが、毎月の出費を少し抑えるだけでも、年間では大きな差になります。

特に、家賃や通信費などの固定費、食費や交際費といった変動費を分けて考えると、どこから手を付ければよいか見えやすくなります。無理な節約ではなく、続けやすい工夫を中心に紹介します。

固定費の削減プランで月額を抑える方法

固定費とは、毎月ほぼ同じ金額がかかる支出のことです。大学生の場合、家賃、スマホ代、インターネット回線、サブスクリプションサービスなどが代表的です。一度見直すと、継続的に節約効果が出やすいため、貯金を増やしたいときは、まず固定費から確認すると効率的です。

家賃は、引っ越しを伴うため簡単には変えられませんが、更新のタイミングで少し安い物件に移る選択肢もあります。キャンパスからの距離や通学時間とのバランスを見ながら、家賃を数千円でも抑えられれば、年間で見ると大きな差になります。実家から通える範囲なら、あえて自宅暮らしを選ぶ学生もいます。

スマホ代や通信費は、格安プランや学割プランを活用することで、月額を抑えられる可能性があります。自分のデータ使用量を確認し、使っていないオプションを外すだけでも、数百円から数千円の節約につながることがあります。サブスクも、音楽や動画サービスが重なっていないか、定期的に見直すとよいでしょう。

固定費は、一度契約内容を見直す手間はありますが、その後は自動的に支出が減るため、時間をかける価値があります。面倒に感じるかもしれませんが、1日か2日かけて整理するだけでも、年間の貯蓄額が変わる可能性があります。

変動費の最適化と先取り貯金の実践法

変動費とは、月によって金額が変わる支出です。大学生の場合、食費、交際費、趣味や娯楽費、日用品代などが含まれます。これらを一気に減らそうとするとストレスがたまりやすいため、まずは「使い方の傾向」を知るところから始めるとよいでしょう。

1か月分の支出を、ざっくりでよいのでメモや家計簿アプリに記録してみます。どの項目に多くお金が流れているか分かると、「ここは少し減らせそう」「ここは必要だから維持したい」といった判断がしやすくなります。例えば、コンビニでのちょこちょこ買いが多いと分かれば、週に何回までと決めるだけでも効果が出やすいです。

変動費を抑えつつ貯金を増やすには、先取り貯金が役立ちます。給料日や仕送りの日に、まず貯金用口座へ一定額を移し、その残りで1か月を過ごすイメージです。最初は少額でも構いません。例えば月3000円から5000円を自動振替に設定するだけでも、1年後には数万円の貯蓄になります。

先取り貯金を続けるコツは、最初から高い金額を設定しすぎないことです。生活が苦しくなって途中でやめてしまうより、少額でも継続する方が、結果的に貯金額が増えやすくなります。慣れてきたら、アルバイトが多い月だけ少し上乗せするなど、柔軟に調整していきましょう。

まかない、学割、生協、実家活用の工夫

大学生ならではの強みとして、まかないや学割、生協、実家のサポートなどを上手に活用することで、生活費を抑えやすくなります。これらは、収入を増やすのではなく、「払わずに済むお金」を増やすイメージです。

飲食店のアルバイトでまかないが出る場合、食費の一部を賄うことができます。夕食がまかないで済めば、自炊や外食の回数を減らせます。ただし、まかないの有無だけでアルバイト先を選ぶのではなく、時給やシフトの自由度とのバランスも考える必要があります。

学割は、映画館や交通機関、ソフトウェアや通信サービスなど、さまざまな場面で利用できます。大学の生協では、教科書や日用品が定価より安く買えることもあり、定期的にチェックすると節約につながります。学生証を提示するだけで割引になるケースも多いため、使える場面を把握しておくとよいでしょう。

実家暮らしの場合は、家賃や光熱費、食費の多くを親に負担してもらえることがあります。その分を貯金に回せる一方で、家にお金を入れるべきかどうかは、家庭ごとに考え方が異なります。感謝の気持ちを伝えつつ、家族と話し合って決めると、後でトラブルになりにくいです。

銀行手数料・ATMの賢い使い方と口座選びで無駄を減らす

意外と見落としがちなのが、銀行の手数料です。コンビニATMで引き出すたびに数百円かかると、月に数回の利用でも、年間では数千円から1万円近くになることもあります。これは、そのまま貯金に回せたはずのお金とも言えます。

手数料を減らすには、まず自分がよく使うATMと、無料になる時間帯や条件を確認します。銀行によっては、一定の残高があれば無料回数が増える場合や、インターネットバンキングを利用すると振込手数料が安くなる場合もあります。給料日や仕送り日など、引き出すタイミングをまとめるだけでも、手数料の回数を減らせます。

口座選びでは、通学エリアに支店やATMが多い銀行かどうかもポイントです。キャッシュカードを使う機会が多いなら、近くに使いやすいATMがあると便利です。ネットバンクは、店舗がない代わりに手数料が安かったり、金利がやや高めに設定されていることもあります。

銀行や口座の条件は、時期によって変更されることがあります。そのため、開設前だけでなく、数年ごとに見直してみるとよいでしょう。小さな手数料の積み重ねを意識することが、大学生の貯金を守るうえで意外と大きな効果を生むことがあります。

貯金を効率的に増やすプラン

ここからは、具体的にどのようなペースで貯金をしていけばよいかを考えていきます。目標金額を決めて、毎月いくら貯めればよいか逆算すると、行動に落とし込みやすくなります。

先取り貯金や自動積立を活用しつつ、心理的な工夫で続けやすくする方法も紹介します。預貯金以外の選択肢についても、基礎的な考え方だけ触れておきます。

毎月いくら貯めれば卒業時に貯金100万になるか?具体的計算例

大学卒業までに貯金100万円を目指したいと考える学生は少なくありません。ただ、実際にどのくらいのペースで貯めれば届くのか、イメージしにくいこともあります。ここでは、いくつかのパターンでざっくり計算してみます。

例えば、大学1年生の春から4年間で100万円を貯めるとします。4年間は48か月なので、単純計算では、毎月約2万1000円を貯金すれば、100万円に届くイメージです。仕送りやアルバイト収入から、この金額を確保できるかどうかが、一つの目安になります。

一方、貯金を本格的に始めるのが2年生からだと、残りは3年間で36か月です。この場合、毎月約2万8000円が必要になります。3年生からだと、2年間24か月で毎月約4万2000円と、かなり負担が大きくなります。途中からスタートするほど、月々の負担が増えることが分かります。

もちろん、実際には入学時の貯蓄やお年玉、ボーナス的な収入、留学や高額イベントへの参加など、さまざまな要素が絡みます。100万円という数字にこだわりすぎず、自分の収入と生活費を踏まえたうえで、「現実的に続けられるライン」を探すことが大切です。

先取り貯金・自動積立の始め方と口座設定

貯金を効率的に増やすには、「余ったら貯金する」ではなく、「先に貯金して残りで生活する」仕組みづくりが役立ちます。これが先取り貯金であり、自動積立を使うと、毎月の手間を減らせます。

具体的には、給与振込口座や仕送りが入る口座から、貯金用口座へ毎月一定額を自動で移す設定を行います。多くの銀行では、毎月決まった日に普通預金から別の口座へ振り替えるサービスがあります。金額は、無理なく続けられる範囲から始めるのがおすすめです。

例えば、月1万円を自動積立に設定すれば、1年で12万円、4年で48万円になります。途中でアルバイトの収入が増えたら、積立額を少し増やすことも可能です。逆に、生活が厳しい時期は、一時的に減額や停止を検討するなど、柔軟に調整できます。

口座を分ける際は、普段はキャッシュカードを持ち歩かない貯金用口座にするなど、簡単に引き出せない工夫も有効です。インターネットバンキングを使う場合でも、貯金用口座の残高はあまり頻繁に見ないようにするなど、自分なりのルールを決めると、衝動的な引き出しを防ぎやすくなります。

目標達成のための心理的コツとモチベーション維持術

貯金は、数字の計算だけでなく、気持ちの面も大きく影響します。最初はやる気があっても、数か月たつと「少しくらい使ってもいいか」と感じてしまうこともあります。そこで、心理的な工夫を取り入れると、モチベーションを保ちやすくなります。

一つの方法は、貯金の目的をできるだけ具体的にすることです。「将来のため」だけでなく、「就活用のスーツ代」「卒業旅行の資金」「一人暮らしの初期費用」など、イメージしやすい目標をいくつか書き出してみます。スマホのメモやノートに残しておき、迷ったときに見返すと、使いすぎを防ぐきっかけになります。

進み具合を見える化するのも効果的です。貯金額が増えるたびに、シートに色を塗ったり、家計簿アプリでグラフを確認したりすると、小さな達成感を得られます。友人同士で「今月はここまで貯まった」と報告し合うのも、続ける力になります。ただし、他人と比べすぎて落ち込まないように注意が必要です。

時には、自分へのごほうびも大切です。一定の貯金額に達したら、小さな贅沢をしてよい日にするなど、楽しみを組み込むと、長期的なモチベーション維持につながります。貯金を我慢の連続と捉えるのではなく、「自分の選択肢を増やすための行動」と考えると、前向きに取り組みやすくなります。

預貯金以外の選択肢の基礎知識

大学生の貯金は、まずは預貯金で安全に管理するのが一般的です。一方で、将来に向けて、お金の増やし方の基本を知っておきたいと考える人もいるでしょう。ここでは、投資に踏み込む前の基礎的な考え方だけ、簡単に触れておきます。

預貯金は元本が保証されており、金利は低いものの、短期から中期の生活費を置いておく場所としては安心感があります。これに対して、投資信託や株式などは、値動きによって増える可能性もあれば、元本割れのリスクもあります。大学生のうちから投資を始める人もいますが、必ず余裕資金で行うことが前提になります。

また、投資商品には手数料や税金がかかる場合があり、仕組みを理解しないまま始めると、思ったような結果にならないこともあります。インターネット上にはさまざまな情報がありますが、中には誇張された表現や、リスクを十分に説明していないものもあります。情報源の信頼性を見極めることが重要です。

大学生の段階では、まずは家計管理や貯金の習慣を身につけることが、将来の資産形成の土台になります。そのうえで、興味があれば、金融庁や公的機関の資料などを参考にしながら、少しずつ勉強を進めていくとよいでしょう。

生活費と収支のリアルな内訳と節約モデル

この章では、大学生の生活費がどのくらいかかるのか、月単位と年間単位でイメージできるように整理します。おおまかな収支モデルを知ることで、自分の貯金ペースが現実的かどうか判断しやすくなります。

一人暮らしと実家暮らしでは、必要な生活費が大きく違います。代表的な項目ごとに、どこを工夫すれば節約しやすいかもあわせて紹介します。

月ごとの平均支出モデルと月額目安

大学生の月々の生活費は、暮らし方によって大きく変わります。一人暮らしの場合、家賃が最も大きな割合を占めることが多く、都市部では月5万から7万円程度、地方では3万から5万円程度が一つの目安とされることがあります。これに、光熱費や通信費が加わります。

食費は、自炊中心か外食中心かでかなり変わります。自炊をうまく取り入れれば、月1万5000円から2万5000円程度に抑える学生もいますが、外食やコンビニが多いと、3万円以上かかることもあります。交際費や趣味の費用は、サークル活動や友人との付き合い方によって差が出やすい項目です。

実家暮らしの場合は、家賃や光熱費、食費の多くを親が負担しているケースが多く、その分、自由に使えるお金や貯金に回せるお金が増えやすいです。ただし、交通費がかさむ場合もあり、必ずしもすべてが安く済むわけではありません。定期券代やバス代なども含めて、月の支出を整理する必要があります。

自分の生活費の内訳を把握するには、1か月だけでも、家計簿アプリやノートで記録してみるのが有効です。平均モデルと比べながら、「自分はここが高い」「ここはうまく抑えられている」といったポイントを見つけると、節約の優先順位が分かりやすくなります。

年間・4年間で見た収支シミュレーションと想定される貯蓄額

毎月の収支だけでなく、年間や4年間で見たときに、どのくらい貯金できそうかを考えてみると、長期的な計画が立てやすくなります。ここでは、あくまで一例として、ざっくりとしたシミュレーションをしてみます。

例えば、アルバイトと仕送りを合わせた月の収入が10万円、生活費が8万円だとします。この場合、理論上は毎月2万円を貯金に回せる計算です。1年間で24万円、4年間続ければ96万円になります。もちろん、実際には急な出費やイベントもあるため、この通りにはいかないことが多いでしょう。

もし、生活費が9万円かかるなら、毎月の貯金は1万円になり、1年間で12万円、4年間で48万円程度が目安になります。逆に、生活費を7万円に抑えられれば、毎月3万円、1年間で36万円、4年間で144万円と、かなり違いが出ます。家賃や食費など、固定費と変動費の工夫が、長期的な貯蓄額に直結することが分かります。

こうしたシミュレーションは、あくまで一つの参考です。実際には、留学や資格取得、高額なイベント参加などで、一時的に貯金を取り崩すこともあります。そのため、「毎年いくら貯めるか」だけでなく、「大学4年間で最終的にいくら残っていればよいか」という視点で、柔軟に考えることが大切です。

急な事態に備える緊急資金の目安と準備方法

大学生活では、予想していなかった出費が発生することがあります。例えば、病気やケガで医療費がかかったり、パソコンやスマホが突然故障したり、実家に急いで帰省する必要が出てきたりする場面です。こうした急な事態に備えるための「緊急資金」を持っておくと、精神的な安心感が大きくなります。

緊急資金の目安は、人によって考え方が異なりますが、まずは生活費の1か月分から2か月分程度を目標にするケースが多いです。一人暮らしで月の生活費が8万円なら、8万から16万円が一つの目安になります。実家暮らしの場合は、もう少し少なく設定してもよいかもしれません。

緊急資金は、普段の貯金とは別に管理するのがおすすめです。例えば、普通預金口座の中でも、「この金額には基本的に手を付けない」と自分でルールを決めておきます。家計簿アプリで「緊急用」とラベルを付けるだけでも、意識が変わりやすくなります。

このお金は、投資などのリスクがある商品ではなく、すぐに引き出せる預貯金で持っておくのが一般的です。万が一のときにすぐ使えることが目的のため、増やすことよりも、安全性と流動性を優先します。緊急資金があることで、予期せぬ出費があっても、クレジットカードのリボ払いや高い金利の借入れに頼らずに済む可能性が高まります。

学年・事情別の成功ケースと失敗例

この章では、学年や家庭の事情によって、どのような貯金パターンがあり得るのかを、イメージしやすい形で紹介します。実際のケースを参考にすることで、自分に近いモデルを見つけやすくなります。

成功例だけでなく、うまくいかなかったパターンから学ぶことも多いです。無理のない範囲で、良いところを取り入れていきましょう。

1年生・19歳が最初の1年で実行できる現実的な貯金プラン

大学1年生の最初の1年は、入学金や教科書代、新生活の準備費用など、出費が重なりやすい時期です。そのため、「いきなり大きく貯金する」というより、「お金の流れをつかみながら、少しずつ習慣を作る」ことを目標にすると現実的です。

まずは、入学から数か月は、生活費がどのくらいかかるかを把握する期間と考えます。家賃、光熱費、食費、交通費、サークル費などを記録し、自分の生活スタイルに合った平均額をつかみます。そのうえで、無理のない範囲で月3000円から5000円程度の貯金を始めるイメージです。

アルバイトは、夏休み前後から本格的に始める学生も多いです。最初は週2から3日程度に抑え、授業やレポートとの両立に慣れてきたら、シフトを増やすかどうか検討します。収入が安定してきたタイミングで、貯金額を1万円に引き上げるなど、段階的に増やしていく方法もあります。

1年目は、貯金額そのものより、「貯金用口座を作る」「給料日に先取りで振り替える」「家計簿アプリで支出を振り返る」といった基本的な習慣を身につけることが、大きな成果になります。これができていれば、2年生以降に貯金ペースを上げやすくなります。

仕送りありの学生 vs アルバイト主体の学生

大学生の貯金事情は、仕送りの有無によって大きく変わります。仕送りがある学生は、生活費の一部または大部分を親からの支援でまかなえるため、その分を貯金や趣味に回しやすい面があります。一方で、アルバイト主体の学生は、自分で稼いだお金で生活費を賄うことが多く、貯金に回せる金額が限られることもあります。

仕送りがある学生の成功例としては、「仕送りのうち一定額を必ず貯金に回す」というルールを決めているケースがあります。例えば、毎月の仕送りのうち1万円を貯金用口座に移し、残りで生活するという方法です。アルバイト収入は、交際費や趣味に使いつつ、余った分を追加で貯金することもできます。

アルバイト主体の学生の場合は、収入が不安定になりやすいため、「収入の何割を貯金するか」という割合で考えると調整しやすくなります。例えば、月の手取りの1割から2割を貯金に回し、残りで生活費をやりくりするイメージです。シフトが少ない月は貯金額も減りますが、無理をしないことで長く続けられます。

どちらのタイプにも共通する失敗例として、「周りと比べて使いすぎてしまう」というパターンがあります。自分と生活条件が違う友人の消費スタイルをそのまま真似すると、後で苦しくなることがあります。仕送りの有無や家賃の違いなど、自分の前提条件を意識しながら、お金の使い方を決めることが大切です。

卒業時に目標達成した先輩の実例

卒業時に貯金目標を達成した先輩の話を聞くと、自分の計画の参考になります。ここでは、よくあるパターンをいくつか紹介し、共通点を整理してみます。

ある先輩は、実家暮らしで仕送りは少なめでしたが、1年生の頃から月1万円の先取り貯金を続けていました。2年生からは塾講師のアルバイトを始め、時給が上がった分の半分を貯金に回すルールを決めたそうです。その結果、4年間で合計100万円以上の貯金をつくり、就職時の引っ越し費用や家具家電の購入に充てることができました。

別の先輩は、一人暮らしで生活費がかかる状況でしたが、固定費の見直しに力を入れていました。家賃の安いエリアに引っ越し、格安スマホに乗り換え、サブスクも必要最低限に絞ったそうです。そのうえで、アルバイトは週3日に抑えつつ、学業を優先し、長期インターンでスキルと収入を両立していました。

これらの先輩に共通しているのは、最初から完璧な計画を立てていたわけではなく、「小さく始めて、少しずつ改善していった」という点です。毎年の生活や収入の変化に合わせて、貯金額や働き方を調整しながら、自分なりのバランスを見つけています。

成功例をそのまま真似する必要はありませんが、「先取り貯金を習慣化していた」「固定費を意識していた」といったポイントは、多くの学生にとって参考になる部分だと考えられます。

留学や高額イベントに向けた短期集中貯金プランと優先順位の付け方

留学や長期の海外旅行、資格講座への参加など、高額なイベントに向けて短期間で貯金したい場面もあります。このような目標があるときは、通常の生活費と切り分けて、「短期集中プラン」を考えると整理しやすくなります。

まず、必要な金額と時期を具体的にします。例えば、半年後の短期留学に向けて、渡航費や滞在費の一部として20万円が必要だとします。この場合、6か月で20万円を貯めるには、毎月約3万3000円が必要になります。現在の収支でこの額を捻出できるかどうかを確認し、難しければ、目標額や時期を調整することも検討します。

短期集中で貯金するには、期間を区切ってアルバイトのシフトを増やしたり、一時的に交際費や娯楽費を抑えたりする方法があります。ただし、学業への影響や、体力的な負担も考える必要があります。無理をしすぎると、目標は達成できても、他の大切なことを犠牲にしてしまう可能性があります。

優先順位の付け方としては、「今しかできない経験かどうか」「将来にどのくらいプラスになるか」といった観点で考えるとよいでしょう。留学や専門的な講座は、費用はかかりますが、視野やスキルを広げる機会になることも多いです。一方で、同じようなイベントが何度もある場合は、すべてに参加するのではなく、本当に行きたいものを選ぶことも大切です。

大学生の貯金でよくある疑問に簡潔回答

最後に、多くの大学生が気にしやすい疑問を整理し、ポイントを絞ってお答えします。平均額や100万円の現実性、バイトと学業のバランス、銀行口座の選び方など、悩みやすいテーマをまとめました。

ここまでの内容の復習も兼ねて、自分にとって特に気になる部分だけを読み返してみるのもおすすめです。疑問が整理されると、次に何をすればよいかが見えやすくなります。

大学生の平均はいくら?中央値・平均額を簡潔にまとめて回答

大学生の貯金平均額は、調査によって数字が異なりますが、おおむね数十万円台という結果が多く見られます。例えば、全国規模のアンケートでは、平均額が30万から70万円程度というデータが出ることがあります。ただし、貯金ゼロの学生から、100万円以上持っている学生まで、幅が非常に広いのが特徴です。

平均額は、一部の高い貯金額に引っ張られやすいため、中央値もあわせて見ると、より実感に近いイメージが持てます。中央値は、だいたい10万から30万円前後という調査が多く、自分の貯金額がこの範囲に近ければ、極端に少ないとは言い切れないでしょう。

また、学年や地域、実家暮らしか一人暮らしかといった条件によって、貯金額は大きく変わります。都市部で家賃が高いエリアの学生と、地方で実家暮らしの学生では、同じアルバイト収入でも残るお金が異なります。平均という数字はあくまで参考であり、自分と似た生活スタイルの人と比較する方が、現実的な判断につながりやすいです。

調査結果は年によって変動し、新しいデータが公表されることもあります。気になる場合は、大学生協や企業、金融機関などが発表している最新のアンケート結果を確認してみるとよいでしょう。

貯金100万は現実的?学年別・収入別の達成可能性を解説

「大学卒業までに貯金100万円」という目標は、多くの学生にとって一つの目安になりやすい数字です。ただし、現実的かどうかは、スタート時期や収入、生活費によって大きく変わります。ここでは、学年別や収入別に、どの程度のペースが必要かを整理してみます。

1年生から4年間かけて貯める場合、毎月約2万1000円の貯金が必要になります。仕送りとアルバイト収入の合計が10万円前後で、生活費が7万から8万円程度に収まっていれば、工夫次第で達成を目指せるラインと考えられます。ただし、留学や高額なイベントに参加する予定があれば、その分の調整が必要です。

2年生から3年間で100万円を目指す場合は、毎月約2万8000円、3年生から2年間だと毎月約4万2000円と、負担が大きくなります。アルバイトの時給が高い、実家暮らしで生活費が少ないなど、条件がそろっていれば不可能ではありませんが、誰にとっても現実的とは言い切れません。

そのため、100万円という数字にこだわりすぎず、「自分の条件で無理なく貯められる上限はいくらか」を考えることが大切です。例えば、卒業時に50万円あれば十分という人もいれば、150万円を目指したい人もいます。大事なのは、他人の目標ではなく、自分の進路や価値観に合った金額を設定することです。

バイトを増やすべきか、学業優先か?シフト調整の判断基準

貯金を増やしたいとき、真っ先に思いつくのが「バイトを増やす」という方法です。ただし、シフトを増やしすぎると、授業への出席やレポート提出、試験勉強の時間が削られ、成績や体調に影響が出ることもあります。どこまで増やすかの判断は、慎重に行う必要があります。

判断基準の一つは、「1週間の自由時間のうち、どのくらいをアルバイトに使っているか」です。授業や通学、睡眠、食事、最低限の休息時間を差し引いたうえで、残りの時間の半分以上をバイトに充てている場合は、少し多めかもしれません。短期的には頑張れても、長期的には疲れがたまりやすくなります。

もう一つの基準は、「成績や出席状況がどう変化しているか」です。アルバイトを増やしてから、単位を落としそうになったり、レポート提出がギリギリになったりしているなら、バランスを見直すサインと言えます。大学での学びは、将来の選択肢にもつながるため、短期的な収入だけで判断しないことが大切です。

どうしてもお金が必要な時期は、期間を決めてシフトを増やし、その後は元のペースに戻すなど、メリハリをつける方法もあります。アルバイト先と相談しながら、学業優先の姿勢を伝えておくと、理解を得やすくなることもあります。

銀行口座はどれを選ぶべき?ネットバンク・普通口座のメリットと注意点

大学生が銀行口座を選ぶときは、通学エリアで使いやすいかどうかと、手数料やサービス内容をチェックすることがポイントになります。まず、大学の近くや自宅周辺にATMや支店が多い銀行は、現金の出し入れがしやすく、日常使いに向いています。学費の引き落とし口座として指定される銀行がある場合は、その口座をメインにするケースも多いです。

ネットバンクは、店舗を持たない代わりに、振込手数料やATM手数料が安かったり、一定回数無料になったりすることがあります。金利がやや高めに設定されている場合もあり、貯金用口座として使う学生もいます。スマホで残高確認や振り替えができるため、家計管理がしやすいと感じる人もいるでしょう。

一方で、ネットバンクは現金を直接入金しにくい場合があり、コンビニATMなどを経由する必要があります。また、スマホやパソコンの操作に慣れていないと、最初は戸惑うこともあります。セキュリティ面では、パスワード管理やフィッシング詐欺への注意が欠かせません。

普通の銀行口座とネットバンクを一つずつ持ち、日常の出し入れは近所の銀行、貯金用はネットバンクといった使い分けをする方法もあります。どの銀行が最適かは、人によって異なるため、手数料やサービス内容は公式サイトなどで最新情報を確認したうえで、自分に合った組み合わせを選ぶとよいでしょう。

まとめ

大学生の貯金平均額は、数十万円台という調査が多いものの、生活スタイルや地域、仕送りの有無によって大きく変わります。平均や中央値の数字は、あくまで目安として参考にしつつ、自分の収入と生活費を踏まえた現実的な目標を立てることが大切です。

短期と長期の目的を分けて考え、先取り貯金や口座の使い分けで仕組みを作ると、無理なく貯金を続けやすくなります。固定費と変動費を見直し、学割やまかない、ネットバンクなども上手に活用しながら、自分なりのバランスを探していきましょう。

この記事を書いた人

田中 壮のアバター 田中 壮 株式会社TFPグループ代表取締役

2009年、株式会社STEPに入社し、システム開発を担当。市川市消防局でのレスキュー隊の経験を経て、2013年にプルデンシャル生命保険株式会社に入社し保険業界へ。2014年には個人保険販売ランキングで全社営業マン約4,000人中4位となり、2015年に営業所長に就任。その後、保険代理店(株式会社イコールワン)を共同創業。2018年に株式会社TFPグループを設立し、代表取締役に就任。自身はMDRT(生命保険・金融サービスの専門家が所属するグローバル組織)2024年度TOT(トップ・オブ・テーブル/最上級の資格)基準を達成。

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