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「家計簿をつけたほうがいいのはなぜ?」
「家計簿の項目選びはどうすればいい?」
「家計簿の項目を作りすぎたのか、面倒になって続かなかった……」
このような悩みを抱えていませんか?
お金の管理を把握するために家計簿をつけたほうがいいとわかっていても、面倒に感じてしまう方は多いでしょう。しかし、家計分析は、家計簿をつけることから始まります。
最低限、どの項目を選択すれば良いのかわかれば、効果的かつ手軽に始められるはずです。また、今はスマートフォンで家計簿を始められます。
そこで今回は「家計簿をつけた方がいい理由」・「ざっくりまたは細かく把握したい場合の家計簿項目の決め方」についてご紹介。おすすめ家計簿アプリも併せてご紹介します。この記事を読めば家計簿を難なく続けられるでしょう。
なお家計管理のおすすめ無料アプリはマネーフォワードME。マネーフォワードMEなら銀行口座とクレジットカード連携で収入と支出が自動で見える化できます。マネーフォワードMEは無料なので、家計を改善したいあなたは以下のボタンよりダウンロードしましょう。
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目次
私たちが安心して、より豊かな生活を送るためには、金融に関する知識と判断力が欠かせません。家計管理においては、まず収入と支出の管理を習慣化することが重要です。
金融庁も家計簿などの収支の記録はとても重要であると公言しています。(参照元:金融庁「基礎から学べる金融ガイド」)
家計簿とは、家計の収入・支出をまとめた帳簿のことです。家計簿をつけると、おもに以下の2つのメリットが生まれます。
家計簿をつけるメリット
それぞれ詳しくみていきましょう。
家計簿をつけるメリットの1つ目は、収入・支出のお金の動きを把握できることです。毎月なんとかやりくりしている方、またはなかなか貯蓄に回せないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
家計簿をつけることで、何にどのくらいのお金を使ったか、お金の使い方の傾向が把握できます。手取り収入と支出を把握して分析することで、家計管理を適切に行えるでしょう。
家計簿をつけるメリットの2つ目は、節約すべき費用項目を見つけやすいことです。家計簿は収入・支出を記録するだけが目的ではありません。節約を意識できるようになることが、家計簿が持つ本当の役割です。
そのためには、定期的に家計簿を確認して、お金の使い方を見直しましょう。まずは1か月、継続できればさらに1年間続けてみてください。
そうすれば、1か月単位の収支が明確になり、節約するポイントが見つけやすくなるはずです。
家計簿をつけるメリットがわかりました。とはいえ、家計簿のつけ方を難しく感じる方も多いでしょう。
まず、家計簿の項目を固定費と変動費に大きく分類してみましょう。そのなかで、さらに細かく分類していく流れになります。
家計簿の大分類
家計簿の大分類として、固定費と変動費に注目します。それぞれ具体的な費用項目を挙げながら解説しますので、参考にしてみてください。
固定費とは、毎月の支払額が必ず発生する一定の費用です。支出のなかで大きな割合を占める場合が多いため、最初に固定費を把握することをおすすめします。
家計簿をつける際に固定費に分類される費用一覧は、以下のとおりです。
費用項目 | 詳細 |
---|---|
住居費 | 家賃、住宅ローン |
保険料 | 生命保険、学資保険、医療保険、個人年金保険など |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代 |
通信費 | 携帯料金、インターネット通信料、固定電話代など |
自動車費 | 自動車ローン、駐車場代、車検代、自動車税、自動車保険料など |
教育費 | 学費、塾や家庭教師の月謝、習い事など |
交通費 | 通学・通勤などの定期代 |
その他 | お小遣い、サブスクリプション代など |
固定費は一定期間ごとに必ず発生する費用のため、一度契約やプランを変更すると継続して節約できます。たとえば、電気代やガス代は契約会社を見直すことで料金を抑えられるかもしれません。
携帯料金は、キャリアから格安SIMに変更すれば金額は抑えられます。少ない労力で効果的に出費を減らせるので、まずは固定費から取り組んでみましょう。
変動費とは、その月によって支払額が異なる費用です。毎月支出がある点は固定費と同様ですが、金額に変動があれば変動費となります。
家計簿をつける際に変動費に分類される費用一覧は、以下のとおりです。
費用項目 | 詳細 |
---|---|
食費 | 食材代、外食代など |
日用品費 | 生活に必要不可欠な消耗品代 |
被服費 | 洋服代、クリーニング代など |
交際費 | 飲み会やお出かけの費用、プレゼント代、ご祝儀など |
交通費 | 交通機関の利用代金、ガソリン代など |
医療費 | 治療費、入院費、薬代、病院までの交通費など |
美容費 | 洋服代、クリーニング代、美容院代、化粧品代など |
特別 | 家電代、旅行代、引っ越し代など緊急で発生した費用 |
例えば、食費・日用品費・交通費・医療費など、あなたの家族構成や生活環境によって大きく変動する費用です。毎月の費用が変わるため、節約したとしても効果が見えにくいのが特徴です。変動費にあたる費用項目をチェックしてみましょう。
家計簿が続かない原因の一つとして、項目選びが挙げられます。あなたの家族構成や生活環境に合わせて、必要な項目を選択しなければなりません。家計簿を長く効果的に続ける項目の決め方は、以下の3つです。
家計簿を長く効果的に続ける項目の決め方
長期間継続して家計簿をつけることで、取り組んだ節約方法に意味があったか結果が見えてきやすくなります。それぞれ詳しくみていきましょう。
項目を決める際の1つ目のポイントは、家計簿の項目は必要最低限の個数にすることです。せっかく意気込んで家計簿をつけ始めても、項目を多く作りすぎると支出の分類を面倒に感じてしまう恐れがあります。
家計簿の記録をつけ始めた段階で、面倒な印象を受けてしまうと習慣化できません。細かく内訳を確認したければ、あとからいくらでも細かく設定し直せます。
家計簿の習慣化に重きを置き、慣れていない段階では必要最低限の項目に絞って記録しましょう。
項目を決める際の2つ目のポイントは、目的に合わせて項目をまとめたり細分化したりすることです。項目の決め方は、あなたが家計をざっくり把握したいのか、細かく把握したいのかで異なります。
家計をざっくり把握したい場合・細かく把握したい場合に、押さえておきたい項目は以下のとおりです。
家計をざっくりと把握したい場合の項目
家計を細かく把握したい場合の項目
家計をざっくりと把握したい場合には、上記の5つの項目を挙げましょう。家計簿の項目を必要最低限の個数に絞ることで、簡素化した記入しやすい家計簿になり、続けられる可能性が高まります。
対して、家計を細かく把握したい場合には、さらに項目を増やして10項目挙げて記録しましょう。
また、支出が大きい項目は細分化しても構いません。食費の支出割合が大きければ、自炊代と外食代に項目を分けてみましょう。細分化することで、無駄な支出の原因を突き止められるはずです。
家計簿の項目を分類する理由は、どこにどれだけの無駄な支出があるのか「見える化」するためです。見える化とは、情報を見ようとする意思にかかわらず、見える状態にもっていくこと。
家計簿を記録して継続することで、意思とは関係なく節約ポイントを洗い出せる効果があります。
項目を決める際の3つ目のポイントは、家計簿の項目を定期的に見直して最適化することです。数か月に1回程度の頻度で家計簿の項目を精査しましょう。見直すポイントは、以下のとおりです。
自分の消費スタイルに合わせて、家計簿の項目を少しずつ調整することが分類するときのコツです。なお、家計簿の見直しは、月の途中では行わないようにしましょう。
月末に修正して、翌月から見直し部分を反映させることをおすすめします。また、頻繁に変更すればお金の流れが見えにくくなるため、気をつけましょう。
家計簿をつけるメリット・項目の決め方がわかりました。ここからは、家計簿の項目をカスタマイズできるおすすめの家計簿アプリをご紹介します。家計簿ツールは、おもに以下の4つが挙げられます。
なかでも、手軽に家計管理したい方におすすめなのが家計簿アプリです。
家計簿アプリ
銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの利用情報を自動で集計したり、スマートフォンで撮影したレシートの金額や品目等を自動で読み取ったりすることで、集めたデータから家計簿やグラフを作成してくれるサービスです。キャッシュレス決済が進む中、家計管理に役立つ機能を提供してくれます。
「基礎から学べる金融ガイド」で、金融庁も家計簿アプリを取り上げています。それでは、おすすめ家計簿アプリを2つご紹介します。
おすすめ家計簿アプリ1つ目は、マネーフォワードMEです。マネーフォワードMEは、株式会社マクロミルが2022年に実施した調査で家計簿・資産管理・アプリ利用率No.1を獲得。
基本的に無料で使用でき、毎日のお金の出入りを自動で「見える化」してくれます。
最大の特徴は、連携できる金融機関・サービスが2023年8月時点で2,536もあることです。クレジットカードや銀行の明細を確認するオンラインサイトのIDとパスワードを入力するだけで連携は完了です。
クレジットカードや銀行の明細の取得・分類は自動化処理されて、家計簿が完成します。手間をかけずにお金の管理を始めたい方におすすめの家計簿アプリです。
おすすめ家計簿アプリ2つ目は、Zaim(ザイム)です。現金メイン派の方にも、キャッシュレス派の方にも対応しています。家計簿の記録は紙に印刷できるため、データだけでは不安という方も安心です。
銀行・クレジットカード連携やレシート読取も可能で、記録したデータはさまざまなグラフで分析できます。プランによっては、家計の将来を「見える化」してあなたの人生に必要な金額のシミュレーションも可能です。現状把握だけでなく、将来に向けた貯蓄形成にも活用しましょう。
家計簿を継続することで節約を意識できるようになるため、家計簿への記録はとても重要です。慣れていない段階では、家計簿を続けられるように負担なく始められる項目選びを行う必要があります。
家計簿をつけていく過程で、あなたのライフスタイルに合わせて、項目は変更を加えて構いません。定期的に見直すことで賢くお金を貯められ、より豊かな生活を手に入れられるはずです。
家計簿の項目の決め方を理解して、まずは家計簿を長く効果的に続けることから始めましょう。
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