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生活費は、家庭の人数によりその金額が大きく異なります。当然人数が増えればその分必要な生活費も増えてくるでしょう。
本記事では、5人家族の生活費について詳しく紹介します。生活費の具体的な目安や赤字になってしまう理由や節約方法など、ぜひ本記事でお伝えする情報を参考に、日々の生活費を見直してみてください。
効率よく生活費を抑えられれば、貯金を増やしたり家族で出かけたりと、これまで以上に充実した日々を過ごせるようになるでしょう。
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
目次
まずは5人家族の生活費の目安について、詳しくみていきましょう。
生活費として特に重要となるのが上記の3つです。それぞれの具体的な目安について紹介します。
5人家族の場合、食費の平均は101,806円となります。その詳しい内訳は下記の通りです。
品目 | 金額 |
---|---|
穀物(米・パンなど) | 8,754円 |
魚介類 | 5,739円 |
肉類 | 12,060円 |
乳卵類 | 5,189円 |
野菜・海藻類 | 9,142円 |
果物 | 2,501円 |
油脂・調味料 | 4,724円 |
菓子類 | 1,570円 |
調理食品 | 14,341円 |
飲料 | 6,141円 |
酒類 | 3,689円 |
外食 | 18,956円 |
あくまでも平均的な金額となるため、家庭により内訳は大きく異なります。自宅での調理が少ない場合は、外食の費用がさらに多くなるでしょう。
外食以外でみてみると、1万円を超えているのは「肉類」「菓子類」「調理食品」の3つです。調理食品は、忙しい家庭の場合、多く頼ることもあるため、こちらも家庭により金額は大きく変わってきます。
また、5人家族では子供がいる家庭も多く、中でも未就学児や小学校低学年の場合、お菓子にかかる費用がさらにかかるケースも少なくありません。
水道光熱費は、27,100円が5人家族の平均的な金額です。詳しい内訳は下記の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
電気代 | 14,373円 |
ガス代 | 5,131円 |
他の光熱 | 889円 |
上下水道料 | 6,706円 |
最も金額が大きいのが電気代です。近年では、オール電化の住宅も増えており、電化製品なども多くあるため、必然的に電気代が高くなります。
実際のオール電化の家庭の場合、ガス代などがかからないかわりに上記目安よりもさらに金額が高くなるでしょう。また、上記表にある「他の光熱」とは、電気やガス以外の光熱費で、「石炭や薪」「カートリッジ式のガスボンベ」「ドライアイス」などが該当します。
家賃は家庭の人数やエリアによってかなり大きく異なります。5人家族の場合、最低でも2LDK、3DK程度の広さが必要といえるでしょう。主な都市の基本的な間取りと相場は下記の通りです。
エリア | 2LDK・3K・3DK | 3LDK・4K・4DK | 4LDK~ |
---|---|---|---|
東京都中央区 | 25.67万円 | 36.27万円 | 39万円 |
神奈川県横浜市西区 | 21.14万円 | 20.71万円 | 14.67万円 |
北海道札幌市中央区 | 9.58万円 | 13.1万円 | 8.65万円 |
大阪府大阪市城東区 | 9.32万円 | 12.03万円 | 6万円 |
愛媛県松山市 | 5.99万円 | 7.28万円 | 8.26万円 |
上記表でみてみると、最も家賃相場が高いのが東京都です。家賃相場が低い愛媛県松山市と比較してみると、2LDK・3K・3DKで19万円以上、3LDK・4K・4DKでは28万円以上、4LDK〜は30万円以上もの差が開いています。
また、エリアによっては、間取りが広ければ広いほど家賃相場が低いケースもあります。神奈川県横浜市西区や北海道札幌市中央区、大阪府大阪市城東区などは、3LDK・4K・4DKよりも4LDK〜の方が家賃が低いのが特徴です。
5人家族の家計では、生活費の黄金比として「5:3:2」が理想とされています。その詳しい内訳は下記の通りです。
項目 | 比率 |
---|---|
住居費・通信費・光熱費などの生活必需品 | 50% |
外食費用・レジャー・趣味などの娯楽・贅沢品 | 30% |
投資や貯金などの貯蓄費用 | 20% |
この黄金比は、アメリカの議員エリザベス・ウォーレンが提唱した比率になります。この比率に沿って生活費をやりくりすることで、効率よく貯金ができ、家計を黒字にすることができるでしょう。
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「贅沢していないのになぜか赤字になる」「無駄遣いしていないのにお金がすぐになくなってしまう」こんな悩みや疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
家計が赤字になってしまうのには、主に下記3つの理由があります。
それぞれの具体的な内容について詳しく紹介しますので、ぜひ自分の家庭に置き換えて考えてみましょう。
毎月得られる収入や支払うべき費用について、それぞれを正しく把握できていない場合、家計は赤字になりやすくなります。正しい収入額を把握できていなければ、生活費として何にどのくらいのお金が回せるか分かりません。
また、支出についての把握ができておらず、使途不明金が多い場合も赤字になりやすくなります。特に、クレジットカードやキャッシュレス決済など、現金以外の支払い方法を使用する際には注意しておきましょう。
数多くある支払い方法をその都度利用していては、支出の全体を把握できなくなってしまいます。また、そもそも家計が赤字になっているかどうか気付いていないケースもあるため、毎月の収支は正しく把握するようにしてください。
支出のルールとは、「食費には〇〇円」「交際費として〇〇円」など、それぞれの項目にどのくらいの金額を回せるかを決めておくことです。ここが曖昧では、足りなくなるたびに現金を引き出してしまうため、貯金することができません。
また、本当に必要な項目に回すお金が足りなくなってしまうケースもあります。まずは支出のルールを明確にし、使いすぎを防ぎましょう。
家計簿などを付けることで、お金の流れが分かりやすくなります。家計簿などの記録が苦手な場合、それぞれの項目ごとに袋分けしてお金を管理することで、使いすぎを防ぐことも可能です。
実際の収入と生活水準のレベルがあっていない場合、赤字になってしまうリスクが高まります。特に月々の支払いで大きいのが家賃です。基本的に、家賃は収入の約3割程度が理想とされています。
それ以上の金額になると、食費や交通費、通信費などの他の部分で支払いが難しくなってしまうでしょう。また、買い物なども注意が必要です。服やアクセサリーなどを買いすぎて、家賃が払えない・光熱費が払えないというケースは少なくありません。
また、収入と生活水準が合っていないと貯金することができず、将来の子供の教育費や老後のための資金などを準備できなくなってしまいます。収入に見合った生活水準を心掛け、背伸びしすぎない適度なラインを見極めてください。
5人家族の生活費は、上手く管理をしなければすぐに赤字となってしまいます。正しい管理方法や見直しについて、ここで詳しくみていきましょう。
それぞれの内容を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まず重要となるのは収入の把握です。先ほどもお伝えしたように、収入を把握できてないと家系は赤字になりやすくなるでしょう。ここでしっかりと把握すべきなのは「手取りの収入」です。
実際に手元にいくらの収入が入るのかを明確にし、正しく把握するようにしてください。副業などで収入減が複数あり、振込日が異なる場合はルールを定めておきましょう。例えば、日付の違う振り込みがあった場合、同月内であれば一月の収入としてカウントしてください。
個人事業主や自営業の場合、税金についての手続きは自分でする必要があります。そのため、引かれるべき税金についても正しく把握して差し引いておきましょう。
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西郷 勢矢「年収」とは、年間で得ている総収入です。所得税や住民税などの税金・保険料などが引かれる前の金額で、給与明細などでは一般的に「総支給額」と記載されます。一方「手取り」は、総収入から税金・保険料などが引かれた後の金額で、「差引支給額」と記載されていることがほとんどです。給与明細には引かれる税金・保険料などが「控除額」として記載されています。どのくらいの金額が引かれているかを正しく把握するために、こちらもしっかりとチェックしておきましょう。
実際に生活費としてどのくらいのお金を使用したのかは、先月の収支を確認してみましょう。もしも具体的な生活費の金額が分からない場合、「食費」「家賃」「交通費」など、項目ごとにチェックしてください。
また、クレジットカードなど、現金以外の支払いしたレシートなどがなければ、利用明細をチェックし、どのくらいの金額を使ったのか把握しておきましょう。実際に使用した金額が明確になれば、具体的なお金の流れも理解しやすくなります。
実際の手取りを用いて、理想の生活費をシミュレーションしてみましょう。先ほどお伝えしたように、5人家族の黄金比は「5:3:2」です。それぞれの項目を当てはめながら、理想となる生活費の目安と、実際の生活費を比較してみてください。
例えば、手取り35万円の場合、理想となる主な生活費の項目は下記の通りとなります。実際の5人家族の平均と比べてみましょう。
項目 | 実際の平均金額 | 理想の生活費金額 |
---|---|---|
食料 | 101,806円 | 52,500円 |
住居 | 12,549円 | 87,500円 |
水道・光熱 | 27,100円 | 20,000円 |
被服及び履物 | 12,579円 | 7,000円 |
保険医療 | 11,346円 | 17,500円 |
交通・通信 | 54,140円 | 24,500円 |
教育 | 30,339円 | 14,000円 |
教養・娯楽 | 34,276円 | 7,000円 |
実際の平均金額は、あくまでもデータ上の数値となるため、参考程度に考えておきましょう。住居費用は、持ち家か賃貸により大きく異なります。実家暮らしなどの場合は住居費用が掛からないケースなどもあるため、人によってその差は大きくなるでしょう。
また、平均と理想での大きな差として目立つのが「食料」です。平均と理想では倍近くの差があるのが分かります。被服や交通・通信費は、平均よりも理想の方が低くなっているため、この部分を理想に近づけることができれば、結果として節約にも繋げられるでしょう。
その他、交際費や預貯金、お小遣いの額など、家庭の状況に合わせてそれぞれの項目における理想と現実を比較してみてください。
生活費の管理は、家計簿や家計簿アプリを利用しましょう。手書きの家計簿であれば、記録を取りながらその日の支出を見直すことが可能です。また、記録することが手間と感じる場合、家計簿アプリを導入することで簡単に記録することができます。
家計簿アプリは、レシートを撮影するだけで記録できる機能や、クレジットカードや銀行口座と連携させることでいつでも履歴のチェックができるなど、家計管理において便利な機能が豊富にあります。
アプリ利用者間での情報共有も出来るので、家族全員で家計の収支を把握することによってより効率よく管理できるようになるでしょう。
給料日前には、一月に使ったお金と理想の生活費を比較してみてください。目標としている理想に近ければ継続し、過不足が大きい場合は一度見直してみましょう。
まずは低めのハードルで設定し、少しずつ設定の難易度を高めていくと、自然にお金のやりくりがうまくなります。最初から厳しい設定にせず、ゆっくり時間をかけて家計の管理をマスターしていきましょう。
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少しでも生活費を節約することで、貯蓄に回すお金を増やし将来的な安心が手に入れられます。ここで、5人家族で実践すべき節約方法についてみていきましょう。
それぞれの具体的な内容について、下記で詳しく紹介します。
固定費の見直しは、家計の節約において特に重要です。例えば家賃が安い所へ引っ越す場合、引っ越し費用として一時的な支出は多くなりますが、その後毎月発生する家賃が安くなるので、大きな節約となります。
通信費の場合、格安スマホなどに乗り換えることで、毎月のスマホ料金を数千円程度下げることができるのでおすすめです。その他、電力会社を安い業者へ乗り換えたり、保険内容を変えて保険料を抑えるなど、毎月の固定費を一度全て見直してみましょう。
本記事でもお伝えしたように、生活費のシミュレーションとして比較した際に特に差が大きいのが食料です。自炊を増やし外食を減らすことで、大きな節約になるでしょう。しかし、共働きで忙しい場合、毎日食事を準備するのも大変です。
そんなときは、割引品を主に購入したり、まとめ買いで作り置きしておく方法もあります。業務用サイズを購入し小分けに分けて冷凍しておけば、場合によっては1週間の食事が賄えるでしょう。
キャッシュレス決済を利用することで、家計管理を同時にすることが可能です。家計簿アプリと連動させることで支払い履歴がリアルタイムで反映され、わざわざ手動で記録する手間がかかりません。
キャッシュレスポイントが貯まったり、お得なクーポンを獲得することもあるので、ぜひ活用してみてください。お店やタイミングによっては、特定のキャッシュレス決済を利用することでボーナスポイントやキャッシュバックを得られることもあります。
こうしたキャンペーンを利用することで、さらに効率よく節約することができるでしょう。
お買い物をすると様々なポイントが得られますが、店舗独自で導入しているものもあります。特定のお店で買い物することでポイントも溜まりやすくなるでしょう。また、アプリを利用することで限定の割引クーポンが配布されることもあるので、積極的に利用してください。
この機会にポイ活を始めてみるのもおすすめです。サービスによっては電子マネーに変換したり現金として銀行に振り込むことも可能となるため、好きな活用方法を選びましょう。
家にある不要なものをフリマアプリに出品する方法は、不用品の処分にもなるのでおすすめです。出品した商品が売れた場合、配送などの手続きは必要ですが、近年ではコンビニなどでも梱包素材が売られていたり、配送依頼も出来るので慣れていなくても簡単です。
基本的に利用料は無料なので、不用品を売るだけであれば支出となるものは送料以外にありません。
しかし、設定金額を高くしすぎると中々売れずに残ってしまいます。フリマアプリを利用する方の多くは「安くていいものが欲しい」というケースがほとんどなので、金額設定には充分気を付けましょう。
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オンラインでの相談が可能なので、小さい子供がいても問題ありません。また、近年話題になっているiDeCoや新NISAなどの資産運用についても丁寧に説明してくれるので、興味のある方は一度話を聞いてみましょう。
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5人家族の家計は、当然人数が少ない家庭よりも様々な支出が多くなります。子供が増えればその分教育資金も多くなりますし、食費も安くありません。しかし、節約のコツを掴み効率よく貯金することができれば、毎月余裕のある暮らしを実現できるでしょう。
本記事では、5人家族の家計における様々な情報を紹介しました。家庭の収支を正しく把握し、一般的な平均額を知ることで、どこを抑えるべきかが見えてきます。お伝えした情報を参考に、家計を今一度見直し、無理のない範囲で生活費を抑えていきましょう。
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監修者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種
西郷 勢矢
静岡県出身。大学卒業後金融業へ就職。2024年には証券外務員一種を取得。得意分野は住宅ローン、NISA、保険など。保有資格は「証券外務員一種」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
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西郷 勢矢一般的な目安として、家賃は世帯月収の3割程度といわれています。世帯収入が30万円なら9万円、40万円なら12万円を目安にしましょう。5人家族の場合、子供部屋が複数必要となるケースも少なくありません。間取りとしては2LDKや3DK、場合によっては3LDK以上の間取りを希望する方も多くいますが、その結果家賃も高くなります。もしも希望物件が世帯年収の3割以上になってしまう場合、住むエリアや広さなどを一度見直してみましょう。