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貯金200万円は少ない?年代別の平均額や楽にお金を貯める方法を解説

2024.06.18
貯金200万円は少ない?年代別の平均額や楽にお金を貯める方法を解説

※この記事は商品プロモーションを含むことがあります。

「他の人はどのくらい貯金しているの?」
「貯金200万って多いのか、少ないのかわからない」
そんな疑問を抱えていませんか?

貯蓄しようと思っていても、なかなか上手く貯められず、将来に不安を感じてしまう場合があります。また、自分の貯金額と、他人の貯金額を比較したいと思う方も多いでしょう。

今回は、「貯金200万円は多いのか少ないのか?」「年代別の貯金の平均額」「楽にお金を貯める方法」を紹介します。ぜひ参考にして、貯蓄力アップを目指しましょう。

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貯金200万は少ない?年代別の平均貯金額

貯金200万は少ない?年代別の平均貯金額

貯金200万円は、決して少ない額とは一概に言えません。その理由は、年齢、雇用状況、家族構成などによって、必要な貯金の金額が大きく異なるためです。例えば、一人暮らしの20代と、共働きや子育て中の30代では、毎月かかる生活費に大きな差が生じるでしょう。

また、正社員、契約社員、派遣社員、自営業などの働き方や、勤務年数などによっても給与水準が異なるため、同じ年代でも貯金額が異なります。

では、貯金額の平均は、どのくらいなのでしょうか。以下では、貯金額の平均と中央値を年代別に分けて詳しく解説します。

年代別の平均貯金額

  • 20代貯金額の平均と中央値
  • 30代貯金額の平均と中央値
  • 40代貯金額の平均と中央値

なお、中央値とは、全データを小さい順に並べたときに、ちょうど真ん中にくる値のことを指します。平均値は、極端に値が大きい・小さいデータに左右されてしまうのに対し、中央値は値の大小による影響を受けません。

20代貯金額の平均と中央値

20代の単身世帯の貯金額の平均は113万円、中央値は8万円です。一方、20代の二人以上世帯の貯金額の平均は292万円、中央値は135万円でした。

この結果から、20代の単身世帯は貯金していない人が多く、貯金をしている人としていない人の金額の差が大きいことが推測されます。

参照:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] (令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

30代貯金額の平均と中央値

30代の単身世帯の貯金額の平均は327万円、中央値は70万円という結果でした。一方、二人世帯の場合は、平均の貯金額は591万円、中央値は400万円でした。

30代は、20代よりも貯金額が大幅に増えています。ただし、平均値と中央値には大きな差があるため、中央値を考慮しながら、自身の貯金額と比較するといいでしょう。

30代はさまざまなライフイベントでまとまったお金が必要な年代です。結婚、子どもの誕生、住宅購入などに備えて、コツコツと貯蓄を進めましょう。

参照:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] (令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

40代貯金額の平均と中央値

40代の単身世帯の貯金額の平均は666万円、中央値は40万円と大きな差が生じています。また、二人以上の世帯の場合も、平均貯金額が1,012万円、中央値が520万円という結果でした。

40代以降は、子どもの進学、マイホームの購入、親の介護などのライフイベントが控えています。老後資金の準備を早めに始めるのがおすすめです。

参照:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] (令和2年)」4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

貯金200万達成するための3つの重要なポイント

貯金200万達成するための3つの重要なポイント

先ほども述べた通り、貯金200万円は少ない金額とはいえません。貯金200万円を達成するためには、重要なポイントを押さえましょう。以下では、貯金200万達成するための3つの重要なポイントを解説します。

貯金200万達成するための3つの重要なポイント

  1. 結婚費用や車購入用など貯金の目的を明確にする
  2. 毎月の収支をしっかり把握する
  3. 固定費を見直す

①結婚費用や車購入用など貯金の目的を明確にする

貯金を始める際には、貯金の目的を明確にすることが重要です。結婚費用や車の購入など、具体的な目標を立てることで、貯金へのモチベーションが保たれ、無駄遣いも防げるでしょう。

また、目標が明確になれば、必要な金額と貯金期間を試算できるため、月々いくら貯金すればいいのかどのくらいの期間が必要なのかといった計画も設定できます。計画的に貯金を進められるほか、家計管理にも役立つでしょう。

②毎月の収支をしっかり把握する

効果的に貯金するためにも、毎月の収入と支出を把握しましょう。収入と支出をきちんと管理すれば、どれだけの金額を貯金に回せるのかが明確になります

まずは、光熱費や家賃、保険料などの固定費と、食費や交際費などの変動費をリストアップしてみるのがおすすめです。不要な支出がないかをチェックし、毎月どのくらいの金額を貯金に回せるかを計算しましょう。

③固定費を見直す

貯金額を増やすためにも、毎月の固定費を見直すのが効果的です。固定費には、家賃、通信費、保険料などが含まれており、契約プランの見直しや有料オプションなどの解約により、毎月のコスト削減につながります。

とくに、固定費のなかでも、家賃は生活費の大きな部分を占めています。そのため、貯金を始める際は、優先的に見直ししましょう。

固定費を見直しするなら家計簿アプリマネーフォワードMEがおすすめ。支出の内訳をグラフ化できるのに、なんと無料で使えます。 マネーフォワードMEのダウンロードは以下の公式アプリストアからできます。

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目標の貯金額を貯める効率的な方法3選

目標の貯金額を貯める効率的な方法3選

貯金しているものの、なかなか貯まらない、貯金が難しいと感じる場合があります。目標の貯金額を達成するためにも、以下で紹介する効率的な方法を試してみましょう。

目標の貯金額を貯める効率的な方法3選

  1. 毎月の貯金額を決めて、口座振替で自動的に貯金する
  2. 定期預金をする
  3. 積み立てNISAやiDeCOで投資を始める

①毎月の貯金額を決めて、口座振替で自動的に貯金する

目標の金額に向けて、効率的に貯金するためには、自動振替サービスを利用するのがおすすめです。自動振替サービスは、給与の受け取り口座から、毎月一定額を自動的に貯金口座へ振り替えできる、自分で貯金を行う必要がないといったメリットがあります。

また、自動で資金が貯まり、手元に余分な現金が残らないため、無駄遣いも防げるでしょう。

②定期預金をする

定期預金とは、一定期間資金を預け入れる代わりに、普通預金よりも高い利息を受け取れる預金方法のことです。預け入れ期間は数ヶ月から数年に渡るのが一般的で、満期を迎える前は原則として預金の引き出しができません。そのため、確実に貯金したい方におすすめの方法といえます。

また、満期になれば元本と利息が一括で支払われるのもメリットです。リスクを避けて確実に資産を増やしたい方に適しています。

③積み立てNISAやiDeCOで投資を始める

貯金だけでなく、資産形成の一環として、投資を始めるのもおすすめです。とくに、積み立てNISAやiDeCoなどの投資は、利益が非課税になるため、効率的に資産を増やせるでしょう。積み立てNISAは、毎年一定額を投資信託などに投資できる制度で、iDeCoは個人型確定拠出年金として老後の資金形成に役立ちます。

どちらの制度も元本割れなどのリスクは伴いますが、大きなリターンが期待できる可能性もあります。

貯金200万に関するよくある質問

貯金200万に関するよくある質問

以下では、貯金200万に関するよくある質問についてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

貯金200万に関するよくある質問

  • 貯金200万円で何年暮らせる?
  • 貯金200万円しかないけど一人暮らしは大丈夫?
  • 出産やマイホーム購入などライフイベントごとに必要な貯金額は?

貯金200万円で何年暮らせる?

200万円で何年暮らせるかは、家族状況や毎月の生活費の額によって大きく異なります。 例えば、一人暮らしの生活費は平均15.6万円のため、200万円の貯金では、おおよそ1年1ヶ月ほど生活できるでしょう。

ただし、これはあくまでも平均的な生活費を基に計算したものです。実際の生活状況や地域、医療費や突発的な出費などによっても大きく異なることに留意しましょう。

貯金200万円しかないけど一人暮らしは大丈夫?

貯金200万円あれば、一人暮らしは可能です。例えば、家賃6万円の賃貸で一人暮らしを始める場合は以下の内容が想定できます。

初期費用(敷金、礼金、仲介手数料など)は、家賃の5ヶ月分として考えると約30万円 です。月々の生活費が家賃を含めて15万円程度だとすると、200万円の貯金は約11ヶ月分の生活費に相当します。

200万円の貯金があれば、計画的に管理すれば一人暮らしを始めることは可能です。ただし、収入の確保や生活費の管理が重要ですので、慎重に計画を立ててください。

出産やマイホーム購入などライフイベントごとに必要な貯金額は?

ライフイベントごとに必要な貯金額は、ライフスタイルや地域、家族構成などによって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです

主なライフイベントかかる費用
結婚 (首都圏の場合) ※1結婚式の費用:平均356万円
新婚旅行: 平均53.4万円
出産 ※2出産費用:平均48.2万円
※令和5年4月1日以降に産科医療補償制度の対象となる医療機関で出産の場合、健康保険の出産育児一時金(1児につき50万円)支給
マイホーム購入(購入代金3,000万円とした場合)頭金:600万円(物件価格の20%として計算)
諸費用:150万円(物件価格の5%として計算)
老後資金 ※31カ月当たりの生活費:平均25万円
※65歳以上の夫婦(無職世帯)の場合

※1 参照:株式会社 リクルートゼクシィ首都圏「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」
※2 参照:厚生労働省「出産費用の見える化等について(令和5年9月7日)」出産費用(正常分娩)の推移全国保険協会 協会けんぽ「子どもが生まれたとき(出産育児一時金)」子どもが生まれたとき
※3 参照:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)」二人以上の世帯 詳細結果表  3-12(高齢者のいる世帯)世帯主の就業状態別1世帯当たり1か月間の収入と支出

これらの目安を参考に、各ライフイベントに向けた貯金計画を立てることが重要です。必要に応じて柔軟に計画を見直しながら、貯金を進めましょう。

まとめ

貯金200万円のまとめ

ここまで、貯金200万円は多いのか少ないのかの疑問に答えるべく、年代別の貯金の平均額について解説しました。

貯金200万円は決して少ない金額ではありません。まずは、目標をしっかり立てること、固定費などの支出を見直すことが大切です。

今回紹介した重要なポイントと効率的な方法をチェックし、無理なく貯金を進めていきましょう。

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