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お金の勉強は何から始めるべき?知識が必要な理由や初心者向けの始め方、おすすめの勉強方法を徹底解説!

2023.10.30
お金の勉強は何から始めるべき?知識が必要な理由や初心者向けの始め方、おすすめの勉強方法を徹底解説!

※この記事は商品プロモーションを含むことがあります。

「お金の勉強って何から始めればいいの?」
「お金の知識がないままでもやっていける?」
このような悩みを抱えていませんか?

アメリカ・イギリス・ドイツなどの先進国では金融に関する教育が充実しているのに対し、日本では金融教育が遅れています。日本で小・中・高校の授業に金融教育が取り入れられるようになったのは、2020年度になってから。そのため、お金の勉強は大人になってから独学で始める方が多いのが日本の現状です。

学校では教えてもらえなくても、社会生活を送る上でお金の知識は必要不可欠です。お金の知識があることで、より多くの収入を得られる可能性があるでしょう。逆に、お金の知識がなければ人生の大事な決断の場面で最適な判断ができず、損をしてしまうかもしれません。

そこで今回は「お金の勉強が必要な理由」「お金の勉強の始め方」について、おすすめの勉強方法も交えながら解説します

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お金の勉強はなぜ必要なの?勉強すべき3つの理由

お金の勉強はなぜ必要なの?勉強すべき3つの理由

海外では幼少期から金融教育が行われているのに対し、日本の金融教育は遅れています。そのため、投資・株式などお金の知識は自分から勉強しないと、大人になっても知識はないままで学ぶ機会がありません。

しかし、お金の勉強をすることは、以下のように多くのメリットをもたらします。

お金の勉強をするべき理由

  1. 知識がないと損をしてしまう可能性があるから
  2. 資産を増やすための手段を選択できるから
  3. 老後の経済的な不安が軽減されるから

お金の勉強をすることで知識が増えるだけでなく、家計の無駄な支出が把握でき、さらには投資から全体的な収入が上がる可能性もあります。また、質の良い金融商品を選別する目を養え、生活スキルが向上し、人生がより豊かなものとなるはずです

①知識がないと損をしてしまう可能性があるから

お金の知識がなければ、知らず知らずのうちにあなたは損をしているかもしれません。例えば、身近な保険について考えてみましょう。保険の本来の目的は、自分ではどうすることもできない経済的リスクに備えることです。

社会人になって、何となく生命保険に加入する方は多いのではないでしょうか。生命保険や医療保険は身近なリスクであることから、保険加入への関心が高くなるからです。しかし、発生頻度や預貯金ではカバーできない経済的リスクを総合的に判断して、保険を選択していく必要があります。

勧められた内容を鵜呑みにせず、契約内容を把握する知識が必要です。保険選び1つを取っても、お金の知識はあなたの大切なお金を守る手段となります。

②資産を増やすための手段を選択できるから

資産を増やすための手段はいくつも存在しますが、お金が貯まれば預貯金をする方が一般的です。低金利が続くなか、銀行に預けていても昔ほど利息はつかず、預貯金だけでは十分な資産形成は困難でしょう。低いリスクで資産運用を行うには、預貯金以外の金融商品の知識が欠かせません。

例えば、株式・債券・投資信託・生命保険・損害保険・個人年金保険・財形貯蓄などです。NISAは、株式や投資信託などで得られた運用益や配当金が非課税に。

iDeCoは私的年金制度の1つで、金融商品運用益が非課税になることに加え、拠出額の所得控除や受取時の退職所得控除・公的年金控除も受けられます。

お金の知識がなければ、税制上の優遇措置が受けられるNISAやiDeCoなどを活用する手段を選択できません

③老後の経済的な不安が軽減されるから

2022(令和4)年、生命保険文化センターが全国の18〜79歳の男女個人を対象に生活保障に関する調査を実施しました。老後生活に対する不安意識は、以下のような結果となっています。

自分自身の老後生活についての不安の有無をみると、「不安感あり」は 82.2%、「不安感なし」は15.9%と、8割以上の人が老後生活に対する不安を抱えている結果となっている。

引用:生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査(速報版)」

8割以上の方が老後に対して不安を抱える主な理由は、公的年金だけでは十分な生活を送れないことにあります。また、「老後2,000万円問題」という言葉が話題になっています。

2019年に金融庁ワーキンググループから、老後に2,000万円の資金が必要という資料がメディアに流れたことがきっかけです。多くの方がこの言葉に戸惑い、老後に経済的な不安を感じています。

しかし、老後の収入・支出は、各個人・各世帯で異なります。まずは、公的年金の受給額を確認するなど、将来のお金に対してきちんと向き合うことが重要です。その上で、老後の生活資金の不足額を把握するところから始めましょう。

お金の勉強を行うことで対応策が見つかり、老後の経済的な不安が軽減されるはずです

お金の勉強は何から始めるべき?初心者におすすめの始め方

お金の勉強は何から始めるべき?初心者におすすめの始め方

お金の勉強が必要な理由は分かりましたが、一体何から始めれば良いのでしょうか。ここからは、おすすめの勉強の始め方を紹介します。初心者におすすめの勉強の始め方は、以下の3つです。

お金の勉強の始め方

  1. 何のために勉強したいのか目的を明確にする
  2. 収入・支出について勉強をする
  3. 貯蓄を増やす方法について勉強をする

①~③のお金の勉強を順番に始めてください。その際、知識を得たら実践に移してみましょう。実践して初めて、知識があなたの身になるはずです。それぞれ詳しく解説します。

①何のために勉強したいのか目的を明確にする

何のために勉強したいのか目的を明確にすることは、お金の勉強に限らず、勉強をする上で重要です。例えば、医療費控除を理解したいという目的を設定したとしましょう。医療費控除の概要だけでなく、セルフメディケーション税制や税金・所得控除・確定申告についてまで調べることになります。

あなたが何に悩んでいて解決したいのか明確にすることで、あなたの理解度・学習の質・継続性が増します。目的を明確にすることで、勉強に対するモチベーションを保てるはずです。

②収入・支出について勉強をする

あなたの家計の収入と支出について把握することで、お金の流れが見えてきます。支出の把握には、家計簿をつけることが理想です。従来の手書きだけでなく、現在はパソコンやスマホの家計簿ソフトやアプリもあります。

支出を「見える化」すると、客観的な判断ができるようになるでしょう。支出を見直すためのコツとなるため、あなたの収入と支出について把握することは重要です。

③貯蓄を増やす方法について勉強をする

貯蓄を増やすには、支出を減らすか収入を増やさなければなりません。支出額を挙げることで生活費の内訳を把握できます。項目別の支出額が見えると、無駄な支出が浮き上がってくるはずです

まずは、固定費を見直しましょう。固定費は毎月確実に費用を負担しなければなりません。光熱費や通信費などの毎月の固定費を少しでも削減できれば、効果は顕著に現れます。

また、短時間のアルバイトやインターネットを利用した副業・株式投資・投資信託などについて勉強することも重要です。うまく活用して収入を増やすことを検討しましょう。

お金の勉強をするおすすめの方法を4つ紹介

お金の勉強をするおすすめの方法を4つ紹介

それでは、お金の勉強は具体的にどのような方法で行えば良いのでしょうか。お金の勉強をするおすすめの方法は、以下の4つです。

お金の勉強をする方法

  1. ネットで勉強をする
  2. 本を読んで勉強をする
  3. セミナー・勉強会に参加して勉強をする
  4. 資格を目指して勉強をする

お金の勉強をしたい方の立場によって、勉強方法は異なります。社会人・学生・主婦など、人によってお金の勉強にかけられる時間は異なるからです。それぞれの勉強方法の特徴を理解し、あなたに合った勉強方法を見つけてください

①ネットで勉強をする

ネットは、手軽に始められる勉強方法です。ネットやSNSでお金の勉強をするときの注意点は、本に比べて情報の信頼性を判断するのが難しいことです。以下のような信頼性の高いサイトを参考にして、勉強するようにしましょう。

お金の勉強ができるサイト

お金の勉強ができるサイトは、イラスト付きパンフレット・読みやすいコラム・漫画を活用した金融知識入門書などさまざまです

金融広報中央委員会とは、日本銀行の中に事務局を置く、中立・公正な団体です。「知るぽると」は、暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識の情報サイトで、子供から大人まで活用できます。

ライフプランシュミレーション(生活設計診断)では、あなたの状況に応じて将来の暮らし向きが診断できます。必要事項を入力して、今後の生活設計の参考にしてみましょう。

②本を読んで勉強をする

初心者向けのお金に関する書籍は、多数出版されています。しかし、いきなり難しい内容の本を選んでしまっても、せっかくのやる気が長続きしません。初心者にも分かりやすく、お金の専門家が執筆・監修した本や長きにわたり多くの人に読まれている良書を探しましょう

お金に関する全般的な知識を広く浅く習得することをおすすめします。あなたが抵抗なく読み進められる本を、まずは1冊選んでみましょう。図書館で司書に相談してみるのもおすすめです。

③セミナー・勉強会に参加して勉強をする

金融機関関係者やファイナンシャルプランナーなどによって、無料セミナーも随時開催されています。セミナーや勉強会は、お金の勉強をしたいと同じ志を持つ方と一緒に勉強するため、モチベーションが高まるメリットが。専門家に質問ができることも魅力の1つです。

ただし、金融商品の販売を目的としたセミナーも存在します。お金の勉強をすることが参加目的であるため、安易に金融商品を購入しないよう気をつけましょう。

④資格を目指して勉強をする

金融に関する資格の取得を通じて、お金の勉強をする方法もおすすめです。お金の勉強につながる資格は、以下のとおりです。

お金の勉強につながる資格

お金に関して全体像を把握できるおすすめの資格は、ファイナンシャルプランナー(FP)です。FP技能検定3級の受験要件は、FP業務に従事している方または従事しようとしている方とあり、誰でも受験できます。

FPの試験範囲は、税金・年金・社会保険・生命保険・損害保険・金融商品・不動産・相続などです。金融の全体像を幅広く把握できる点が魅力といえます。全体像を把握した上で、専門性に特化した分野の資格に挑戦するのも1つの方法です

まとめ

まとめ

社会生活を送る上で、お金の知識は必要不可欠です。お金の勉強を始めるのは、社会人となった今からでも遅くはありません。お金の勉強は生活に直結するため、知識がない状態よりも確実に節約や貯蓄ができるはずです。

お金があれば、精神面の安定にもつながります。今回ご紹介した勉強方法を参考に、金融に関する知識を深め、あなたの人生をより豊かなものにしましょう

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