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「貯金がなかなかできない」
「将来お金で困らないか漠然と不安が消えない」
と感じていませんか。
本当は使わないでいいお金があれば、節約したいものです。それは日々の小額の出費「ラテマネー」を抑えることで効果がでるかもしれません。
この記事では無意識な出費に意識を向けるだけで簡単に始められる節約術をご紹介します。節約できたお金を将来の貯金や自己投資に回すなどに充ててより有意義な使い方をしましょう。
なお家計管理におすすめの無料アプリはマネーフォワードMEです。マネーフォワードMEなら銀行口座とクレジットカード連携で収入と支出が自動で見える化できます。マネーフォワードMEは無料なので、家計を改善したいあなたは以下のボタンよりダウンロードしましょう。
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目次
ラテマネーとは「1杯のラテ」代くらいの小額の、日々何気なく使われているお金のことです。1回の出費で見ると少ないですが、1年間など長期的に見ると大きな出費になっている可能性があります。どのようなものがラテマネーに含まれるのか、例を見てみましょう。
日常を振り返ると、あなたの生活に当てはまるものが上記の中で1つはあると思います。以下では、そのようなラテマネーの具体的な見直し方や実際の節約方法を見ていきましょう。
ラテマネーの節約をするには、現在あなたの生活にはどのようなラテマネーが存在するのか把握することが大切です。その上で、無駄だったものを見つけたり、出費の回数制限を決めることで節約をしていきます。
以下では、一般的なラテマネー節約術の具体例を見てみましょう。
簡単にラテマネーを節約する5つの具体例
すべてを一度に始めるわけではなく、あなたの生活に取り入れられそうなものから始めてみてください。1回の金額は小さいですが、トータルでみると大きな効果を発揮します。
無意識なラテマネーの出費を意識するには、家計簿が効果的。1日の終わりに、レシートなどでその日の出費を確認しましょう。無駄な出費に気づけば、「明日は抑えよう」と意識ができます。
忙しくて毎日記録するのが難しい人は1週間まとめて記入してもいいでしょう。レシートの写真を撮るだけで家計簿を簡単に入力できるアプリがたくさんありますので、チャレンジしてみてください。
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関連記事:【2023年】無料で使えるおすすめの家計簿アプリ7選を紹介!選ぶポイントも解説
買い物が決まっていないと、不要なものまで買いすぎてしまうことがあります。また、買う物が決まっていても、あれも欲しいと目移りして想定より多くのお金を使ってしまうかもしれません。
このような浪費をなくすためには、紙に買う物リストを書いていきましょう。リストに従って売り場まで最短で向かうことで、余分な買い物を減らすことができます。買い忘れで戻ることもないので、お店に行く頻度も最小限で抑えられます。
手数料無料で使える時間以外でATMを利用する回数を減らすことも、節約には大切です。
時間外の利用時にかかる手数料は110〜330円と小額ですが、月に何回も利用していると年で考えると大きなお金になります。
この出費を減らすためには手数料のかからない銀行や、月に1回は手数料無料などのサービスを利用しましょう。もしくは手数料を減らすために、1ヶ月に必要な現金は月に1回だけ銀行からまとめて引き出すようにしましょう。
通常の支払い時も、キャッシュレスで支払いをして、どうしても必要なときのみ現金で支払うのがおすすめです。
仕事や友人との付き合いで発生する飲み会は、1回3,000円~5,000円程度で、自炊よりも値が張ります。なんとなく断れずに参加して、あとから後悔した経験は誰もがあるはず。
誘われた飲み会にすべて参加をするのはやめて、大切だと感じる会に限定して参加しましょう。断るのが気まずくなる場合は、少しずつ回数を減らしていくことがおすすめです。
私たちはコンビニに立ち寄った際、しばしば本来の目的以外の商品を買ってしまう経験はありませんか。このような「ついで買い」をしてしまう人は7割にのぼるというデータがあります。もちろん「ついで買いを一切しない」「そもそもコンビニに行かない」といった対策が徹底できればよいですが、実際問題難しいもの。
そこで、コンビニでの「ついで買い」の出費を抑えるには、プリペイドカードがおすすめです。プリペイドカードなら、事前に入金した分しか使えないので出費の上限を決めることが可能。
コンビニで使うプリペイドカードを用意しておけば、コンビニで使ってしまうラテマネーを抑えられます。
毎月の固定費といえば、ラテマネーの他にも様々なものがあります。以下でご紹介するのは、ラテマネーよりも1回の出費が大きく、見直すことでラテマネーよりも効果があるかもしれません。
ラテマネーよりも見直すべき固定費
ラテマネーを節約するより大きな節約効果があります。医療費や冠婚葬祭などの変動費はいつ発生するか予測がつかないので、コントロールするのは大変です。
一方の固定費は一度削減できれば、その後ずっと継続して支出を削減できるというメリットがあります。
固定費は一度契約すると見直すタイミングがなかなかないので、毎月知らず知らずのうちに支払っています。今回を機に、一度見直してみましょう。具体的な方法を下記でご紹介します。
生活に欠かせない光熱費の費用を減らすためには使用量を減らす、もしくは契約のプランの見直しが考えられます。
光熱費で見直すべき費用
電気・ガスに関しては、待機電力を減らすことやお風呂を溜める日数を減らすなどの方法を試してみましょう。または契約プランの見直しも有効です。電力会社には料金のシミュレーションができるサイトもあります。
また、電気とガスを契約する会社をまとめてしまうのも有効です。たとえば東京電力エナジーパートナーで電気とガスをセットで契約すると、年間で約1,200円の節約になります。
水道はお住まいの地域で値段が決まっているので、使用量を減らすことで節約しましょう。シャワーヘッドを変えるだけでも節水になります。ぜひ、あなたの家庭の場合のお得なプランをシミュレーションしてみてください。
スマホやPCなどの通信デバイスは私たちの生活にはなくてはならない存在です。生活に溶け込んでいるため、一度契約した後は料金を見直さずに利用を続ける方も少なくありません。現在の利用状況に適したプランを契約しているのか、以下の2つを確認してみましょう。
通信費で見直すべき費用
一度見直しをして切り替えても、新しいキャリアプランは続々と発表されています。定期的にチェックしてみてください。
車は初期費用も維持費もお金がかかります。買う前にしっかりと検討しての購入をしていると思いますが、生活スタイルの変化で現在は必ずしも必要ではなくなっている可能性もあります。
車両費の見直すべき費用
上記の2つの費用と比較すると、電車など別の交通手段の方が安くすむこともあるかもしれません。もしくは車移動の頻度が落ちている場合は、レンタカーやカーシェアなども検討してみるといいでしょう。
また最近では「車のサブスク」というサービスもあります。頭金・ボーナス払いなしの定額で車に乗ることができ、契約によっては満了時に車をもらうことも可能です。
一度計算してみるだけで、今後の見直し時の参考になるのでぜひ試してみてください。
住宅ローンの見直しには、「繰上げ返済」と「借り換え」の2種類があります。
繰上げ返済は、短期間で支払いを終わらせてしまうことです。返済は全て元金に充当されるため、前倒して返済した期間分の利息が消えます。長期で支払った場合と比較して利息が安くなるので、返済総額が結果的に安くなります。ある程度まとまった貯金がある方におすすめです。
借り換えとは、他の低金利の金融機関で住宅ローンを契約し、残額を一括返済すること。住宅は返済額が大きいため、少しの金利の違いで返済総額が大きく変わります。
どちらも、状況によって得をする場合とそうでない場合があるので、あなたがお得になる返済方法を確認しましょう。
保険料は将来の備えのために欠かせない費用です。一度加入すると見直すタイミングはなかなかありません。ただ、保険も年々新しいものが出てきており、見直すことでよりお得な保険が見つかる可能性は大いにあります。
見直すべき保険
たとえば死亡保険について。子供が成長するごとに必要保障額は減っていくので、保険金額を見直すことで保険料を安く抑えられる可能性があります。たとえば時間経過で保障額が変わらない「定期保険」から、契約年数が経過するほど受取総額が減少する「収入保障保険」に切り替える、といった具合です。
医療保険に関しては入院給付金の金額によって保険料が異なります。日額1万円以上の入院給付金を設定している場合、日額1万円以内に減額できそうか検討してみましょう。
個人年金保険に関しては「払い済み」にする方法があります。払い済みは以後の保険料を払うことなく、「今まで支払った保険料で一定の保障額の保険に変更すること」です。
保障額や将来の年金額は減少しますが、保険料を支払う必要はなくなります。
保険に対して難しい印象を受ける人でも、ファイナンシャルプランナーなどにまずは相談をしてみることがおすすめです。
その他、支払い方法を毎月ではなく年払いなどの一括で支払うと安くなることもあるので一度確認するのもよいでしょう。
この記事では、普段何気なく使っているお金、ラテマネーやその他見直す価値のある固定費に関してご紹介しました。何にいくらのお金を使っているかを意識するだけで、節約できるお金が見つかるかもしれません。浮いたお金は、自己投資や老後の資金のために資産運用に回すことも可能。
上記で紹介している見直し方法や節約術を参考に、あなたが使っているラテマネーをリストアップし今日から意識してみましょう。あなたが本当に必要なものへお金を支払う生活への移行に、この記事が参考になれば嬉しいです。
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高柳政道
CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
静岡県出身。小売業やメーカー営業を経験後にライターへ転身。 FP資格を活かして執筆業務を行う。 得意分野は「株式投資」「保険」「クレジットカード」「カードローン」など。 保有資格は「CFP」「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」。
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