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「昼食代にみんなどれくらいかけているの?」
「昼食代を抑える方法はない?」
このような悩みを抱えていませんか。
出勤日の昼食は外で食べるしかなく、自宅で簡単に済ませられません。手軽に外で食べるには飲食店かコンビニ食などの選択肢になり、どうしても昼食代がかさんでしまうでしょう。
例えば、700円の昼食代を1か月続ければ、1万5,400円負担しなければなりません。しかし、この昼食代を1日500円に抑えるだけでも月4,400円の節約につながります。
そこで今回は「昼食代の平均額」「昼食代を節約する方法」について解説します。具体的な7つの節約方法をご紹介するので、この記事を読めば昼食代の家計負担を軽減できるでしょう。
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昼食代の平均額はいくらなのでしょうか。サラリーマン・OLが昼食にかける費用の相場をこれから確認していきましょう。1日の出費としては数百円でも1か月にすれば、昼食代は大きな出費となってしまいます。
例えば、週休2日制で22日出勤する場合、昼食代500円で1か月1万1,000円。700円では1万5,400円、1,000円では2万2,000円です。
男性・女性・年代によって、昼食代にかける金額は異なります。しかし、世の中の相場を確認することで、あなたがかけている昼食代を見直し、今後の節約に活かせるはずです。
新生銀行グループが2022年、20〜50代の男女約2,700人を対象に会社員のお小遣い調査を実施しました。会社員の昼食事情について、まずは1日の平均昼食代をみていきましょう。
年代 | 男性会社員 | 女性会社員 |
---|---|---|
20代 | 727円 | 709円 |
30代 | 561円 | 644円 |
40代 | 645円 | 677円 |
50代 | 564円 | 594円 |
全体 | 623円 | 656円 |
年代別にみると、男性会社員では20代で最も高い727円。女性会社員でも男性会社員同様、20代で最も高い昼食代となり、709円でした。
全体として2021年と比較すると、男性会社員の昼食代はほぼ同水準なのに対して、女性会社員は66円増加して656円です。男性会社員よりも女性会社員のほうが、昼食代に多くの費用をかけていることがわかります。
昼食といっても、飲食店で食べる人・社員食堂を利用する人・コンビニへ買いに行く人などさまざまです。昼食の内訳について、男性会社員・女性会社員、それぞれについてみていきましょう。
昼食の内訳 | 男性会社員 | 女性会社員 |
---|---|---|
持参弁当 | 33.9% | 52.0% |
購入した弁当 | 23.8% | 18.3% |
社員食堂 | 15.0% | 8.3% |
外食 | 13.2% | 6.5% |
在宅勤務でお昼を作る | 6.6% | 8.0% |
出前 | 1.2% | 0.8% |
おごってもらう | 0.6% | 0.7% |
その他 | 5.6% | 5.4% |
男性会社員の昼食内訳で最も多いのは「持参弁当」で33.9%。次いで「購入した弁当」23.8%、「社員食堂」15.0%でした。一方、女性会社員では「持参弁当」52.0%・「購入した弁当」18.3%・「社員食堂」8.3%です。
昼食で主に食べているものは、手作りのお弁当という結果に。なかでも女性は、半数以上がお弁当を持参していることがわかりました。2021年と比較して、男女とも昼食の内訳に大きな変化はありませんでした。
男性会社員・女性会社員の1か月に自由になるお金、お小遣い額についてみていきましょう。年代別の月平均お小遣い額は、以下のとおりです。
年代 | 男性会社員 | 女性会社員 |
---|---|---|
20代 | 3万6,792円 | 3万7,624円 |
30代 | 4万0,149円 | 3万3,597円 |
40代 | 3万8,049円 | 3万0,523円 |
50代 | 3万9,523円 | 3万1,557円 |
全体 | 3万8,642円 | 3万3,278円 |
お小遣いの月平均額は、男性会社員で3万8,642円、女性会社員で3万3,278円という結果になりました。男性会社員では30代、女性会社員では20代で最も多い金額となっています。
男性会社員についてライフステージ別で注目すると、既婚者に比べて未婚者のほうがお小遣い額は高くなっています。学費負担が家計に重くのしかかる中高生・大学生のいる世帯では、お小遣いが少なくなる傾向にありました。
家計管理のためにお小遣い制を導入している家庭も多いのではないでしょうか。一人暮らしであっても、自由になるお金をお小遣いと称して、支出項目に挙げる人もいるはずです。昼食代はお小遣いの範囲に該当するのか、食費としての必要経費なのではないかと考える人も少なくありません。
しかし、お小遣いの使いみちとして最も多いのは、男女とも昼食代でした。
お小遣いの使いみちトップ3は、男性会社員は「昼食代」が42.5%、「携帯電話代」が27.0%、「嗜好品代」が21.7%。女性会社員は「昼食代」が34.7%、 「身だしなみのための費用」が33.3%、 「携帯電話代」 が30.8%
お小遣いの使いみちに昼食代を含めるかどうかで、自由になるお金の額は大きく変わってきます。後に揉めないためにも、各家庭で事前にルールを決めておくことをおすすめします。
お小遣いの使いみちとして、男女とも昼食代が最も高い割合を示しています。昼食代にかかる費用は、男性で平均9,496円、女性で7,588円です。高い割合を占めている昼食代を節約することが重要とわかります。具体的に昼食代を節約する方法は、以下の7つです。
昼食代を節約する方法
どの方法が合うかは人によって異なります。節約を継続するためには、無理なく続けられるあなたにあった方法を選択することが重要です。それぞれ詳しくみていきましょう。
毎日の忙しい生活のなか、朝食に時間をしっかり取れている人は少ないのではないでしょうか。しかし、朝食を食べずに出勤してしまうとお腹が空いてしまいます。お昼休憩までに間食してしまったり、お昼にたくさん食べてしまったりするかもしれません。
間食のお菓子や通勤途中での朝食代は、余分な出費となります。効率的に仕事を行なうためにも、脳にエネルギー源として糖分を補給することは重要です。バナナやヨーグルトなど、簡単なもので構わないため、朝食はしっかりと食べるようにしましょう。
株式会社イードが運営する女性向け総合メディアサイトであるSpicomiが会社員の昼食代について調査しました。男性のほうが年収は高いにもかかわらず、女性のほうがランチ代は高いという結果になっています。(参照元:Spicomi「ランチ代平均金額と高いのはいくら?昼食代500円は高い?」)
健康意識が高かったり、おしゃれなカフェでランチをしたりなど、女性のほうがランチ代にかける費用は高い傾向にあります。毎日のように1,000円を超える豪華なランチを続ければ、1か月・年単位での大きな出費は避けられません。
豪華なランチは回数を制限するなど、ストレスのない範囲内で出費を抑えてみましょう。
コンビニは、食べるものも飲み物もスーパーやドラッグストアに比べて割高になります。職場の近くにあれば、つい手軽にコンビニで済ませてしまう人も多いでしょう。
しかし、たとえ数十円から数百円の差であっても、月単位で考えれば数千円の節約になります。不必要に高いお弁当やペットボトルの飲み物を買わないためにも、スーパーまで足を伸ばしてみましょう。
節約につながるとわかっていても、いきなりお弁当を作って出勤するのはハードルが高いはずです。しかし、主食のご飯だけ持っていく方法なら始めやすいのではないでしょうか。
お弁当を購入するときに、おかずのみを選択すれば数百円の節約になります。お弁当箱にご飯を詰める、またはおにぎりを作っていくなどしてみましょう。買ったもの一色ではないため、少しの手作り感も味わえるはずです。
夕食を自炊している人は、夕食をたくさん作って余りを弁当として持っていきましょう。お弁当のおかずをすべて作るために、朝早く起きて準備するのは簡単なことではありません。
夜のうちに多めに作っておいた夕食のおかずを詰めておけば、朝の負担は軽くなるはずです。梅雨時期や夏は食中毒が発生しやすい時期でもあるので、保冷剤や職場の冷蔵庫を活用するなどして衛生面の対策を講じましょう。
平日には自炊する時間も気力もないという人は、作り置きをしてお弁当を持って行く方法を実践してみましょう。食材や調理方法によって保存期間や保存方法も異なりますが、冷凍保存の場合は1食ずつに分けて冷凍するのがおすすめです。
メインになるおかずだけでなく、野菜もあらかじめカットして冷凍用ジッパー袋にストックしておくと調理の手間が省けます。また、ガス代や電気代の節約にもなるため、ぜひ週末に作り置きを作る時間を設けてみましょう。
普段自炊しない人や料理が苦手な人にとって、お弁当を持参する方法は気が滅入ってしまうかもしれません。ご飯を作らずに節約する方法は、クーポンの活用です。紙のクーポンだけでなく、電子クーポンも利用してみましょう。
クーポンアプリのおすすめは、すかいらーくアプリ・スマートニュース・ホットペッパーグルメなどです。いずれも無料で利用できるため、スマートフォンからクーポンアプリをインストールして最大限活用してみましょう。
世の中の会社員の昼食代について確認してきました。2023年現在、日本は全国的に物価高となっており、家計・昼食代に大きな影響を与えています。食費を節約する家庭は多く、なかには食費節約のためにランチを食べない人もいるほどです。(参照元:エデンレッドジャパン「ビジネスパーソンのランチ実態調査2022」)
しかし、極端な節約方法は長続きしないだけでなく、健康を害してしまう恐れがあります。今回ご紹介した「昼食代をできるだけ節約する方法」を参考に、無理のない範囲内であなたにあった節約生活を始めてみましょう。日々の節約額は微々たるものでも、1年トータルで考えれば5万円以上の節約も実現できるはずです。
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