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国立大学と私立大学の学費の差を比較!学費が足りない時の奨学金制度についても解説

2023.05.29
国立大学と私立大学の学費の差を比較!学費が足りない時の奨学金制度についても解説

※この記事は商品プロモーションを含むことがあります。

「私立大学に通いたいけど、国立大学との学費の差はどれくらいあるの?」「親には国立大学が良いって言われているけどそんなに違うの?」と疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで今回は、国立大学と私立大学の学費にはどれくらいの差があるのかをご紹介します。

また、学費が高くて私立大学は却下されてしまっているという方のために、奨学金制度についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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国立大学と私立大学の学費の差はどれくらい?

積み上げたお金

まず、国立大学と私立大学の学費はどれくらい差があるのでしょうか。

かかる費用を3種類に分けて紹介します

  • 入学金・初年度の費用
  • 2年目以降の費用
  • その他でかかる費用

入学金・初年度の費用

私立大学、公立大学の入学金および初年度にかかる費用は下記の通りです。

私立大学 (参照元:文部科学省

授業料 入学料 施設設備費 合計
平均金額 930,943円 245,951円 180,186円 1,357,080円

公立大学(昼間部) (参照元:文部科学省

入学検定料 入学料(地域内) 入学料(地域外) 授業料 合計
平均金額 17,326円 228,613円 391,305円 536,363円 地域内:782,302円

地域外:944,994円

公立大学は地域からの入学か、地域外からの入学かによって入学料が異なります。

しかし、どちらの場合でも、私立大学に比べると初年度の学費が安く、金銭的に通いやすいことがわかるでしょう。

2年目以降の費用

2年目以降は上記で紹介した、入学金以外の金額がかかるようになると考えましょう。

平均金額(1年間) 4年間の合計金額
私立 1,111,129円 4,690,467円
公立(地域内) 536,363円 地域内:2,391,391円

地域外:2,554,083円

私立の場合は施設設備費が加算されるので、やはり公立よりも金額が高くなる傾向にあります。

また、学部によっては実習等でかかる費用もあるので、上記の表よりも高額な費用が発生することもあるので注意が必要です。

そのため、費用を抑えたいという場合には公立を目指す方がおすすめです。

その他でかかる費用

大学へ入学するまでには他にも費用が多くかかります。

その他でかかる費用としては以下のようなものです。

  • 受験にかかる費用
  • 受験をして入学しない学校への納付金
  • 教科書代
  • 通学代
  • 上京や一人暮らしをする方は住居費

テストを受けるためにも費用が発生しているので、複数の学校を受けるという場合には多くの金額が必要です。

また、授業を受けるのに必須の教科書代や、一人暮らしのための住居費、通学のための通学代などさまざまな費用がかかります。

仕送りをもらったり、バイトをしたりして高校生の時よりも上手くやりくりをしていく必要があるでしょう。

大学の学費が足りない場合に利用できる制度

お金がない人

もし、「大学へ通いたいけど、学費が払えない」「在学中に家計の状況が変わってしまって、生活費が苦しい」という場合でも学校へ通うことができるように、日本にはさまざまな制度があります。

どのような制度があるのかを詳しく紹介していきます。

  • 返還の義務が無い給付型奨学金
  • 入学金や授業料の支援が受けられる学費減免制度
  • 返還の必要がある貸与型奨学金
  • 大学ごとに設定されている特待生制度

返還の義務が無い給付型奨学金

まず、日本学生支援機構が提供している、返還の義務が無い給付型の奨学金があります。

給付型奨学金を受けるには、高校の成績は5段階評価で3.5以上、世帯の収入が基準以下でなければ受けられません。成績以外にも、レポート等で本人に学習意欲があることが選考基準に含まれます。

もし、家計が厳しいことを知っているという方は、一度日本学生支援機構に問い合わせてみても良いでしょう。

関連記事:給付型奨学金を受給する年収の条件とは?制度の変更点や注意点を解説

関連記事:奨学金の繰上返済できる?メリットや返済方法について徹底解説

入学金や授業料の支援が受けられる学費減免制度

給付型奨学金とともに提供されているのが、学費減免制度です。入学金や授業料に関して支援を受けられるので、「奨学金がないと生活が厳しいけど、学費のために貯めておかないと…」という方でも安心です。

毎月奨学金を受け取りつつ、学費を減免してもらうことでより通いやすくなり、勉学に励むことができるでしょう。

世帯年収によって、上限金額が増減するので、あなたの家庭はどのくらいの収入があるのかを把握するようにしてください。

返還の必要がある貸与型奨学金

一般的に奨学金と言われているのが、貸与型の奨学金です。お金を借りる制度なので、貸与終了後には返還をする義務があります。

貸与型には第一種・第二種の2種類があり、第一種が無利息、第二種が利息ありです。

無利息で借りられる第一種奨学金には、成績の基準があるため、学校の成績が著しく無いという方は借りられません。

奨学金をお得に受けるためにも、勉学に励んでおくようにすることが大切です。

大学ごとに設定されている特待生制度

大学によっては特待生制度が用意されていることもあります。

例えば、成績が優秀な生徒は授業料の減免を受けられたり、給付型の奨学金がもらえたりします。

こちらは学校によって、定められている基準があるので、気になる方は通いたい学校に直接問い合わせてみると良いでしょう。

奨学金などの特別制度が受けられない場合に大学に通う方法

大学の講義

奨学金などの特別制度が受けられないという方の中には、大学に通いたいと思っている方も多いでしょう。

そんなあなたが大学に通う方法は下記の3つです。

  • 学費が安い夜間の大学に通う
  • 学費が免除され、給料がもらえる大学を選ぶ
  • 社会に出てお金を貯めてから大学を目指す

学費が安い夜間の大学に通う

夜間の大学や通信制の大学は学費が比較的安い傾向にあります。文部科学省「2021年度学生納付金調査結果」によれば昼間部の大学の授業料平均が536,363円のところ、夜間部は301,375円でした。

そのため、昼間の大学に比べて負担が少なく、大学に通える確率が上がるでしょう。

もし、あなたが通いたい学部が用意されている夜間部の大学があれば、一度見学をしてみてはいかがでしょうか?

学費が免除され、給料がもらえる大学を選ぶ

防衛大学や気象大学など、学費が免除されるだけでなく、給料がもらえる大学に通うのもひとつの手段です。

もちろん入学は簡単では無いですが、費用を最小限に抑えることができて、大学に通うことができます。

もし、興味のある分野なのであれば、上記のような公務員系の大学を目指すのもおすすめです。

社会に出てお金を貯めてから大学を目指す

もし、お金が本当に用意できないという場合は、一度社会に出て、自分の力でお金を稼いでから大学に通うのもおすすめです。

もちろん、入試などは大変になりますが、自分でお金を稼いでいれば好きな大学に通うことができます。

大学選びで妥協して後悔したく無いという方は自分の力で通うことも視野に入れましょう。

まとめ:公立大学と私立大学では費用に大きな差があるので注意!

お金とぼうし

公立大学と私立大学では、通うためにかかる費用が大きく異なりました。授業料や施設設備費が多くかかると、生活が厳しくなってしまうこともあるでしょう。

もし、生活が厳しくなりそうという場合には奨学金を借りることもおすすめです。

世帯年収によっては給付型や無利息の奨学金を受け取れるので、卒業後の返還もしやすく、将来の不安も少なくなるでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、国公立大学と私立大学のどちらに通うかを検討してみてください。

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